小さくて、つぶらな瞳がとーっても可愛いハムスター。狭いスペースで飼うことができて、他のペットに比べるとお世話も割とラクなので、小動物ペットの中でも人気が高いですよね。疲れて家に帰ってきても、その可愛い姿に癒されますね♪

ところが、ある日突然、昨日までは元気だったハムスターがピクリとも動かなくなってしまった!もしかして死んじゃったの?と思いがちですが、ちょっと待って。もしかしたら、冬眠しているだけで死んでないかもしれません。

そこでこの記事では、ハムスターが冬眠しているのか死んでしまったのか、その見分け方と、冬眠の場合の起こし方をご紹介したいと思います。

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ハムスターの冬眠と死の見分け方

ハムスターって冬眠する?

室内でペットとして飼われているハムスターは、通常では冬眠しませんが、室温が急激に下がったり、部屋の中が薄暗く日が当たらなかったりすると、「疑似冬眠」と呼ばれる状態になることがあります。

ただ、「疑似」という言葉からわかるように、本当の冬眠ではありません。実は疑似冬眠とは「低体温症」のことで、体温や心拍数・呼吸数が低下してしまう、非常に危険な状態なのです。

疑似冬眠になる原因は?

気温の急激な低下

ハムスターは暖かい所に生息する動物なので、寒さが苦手です。温度が5℃以下になると、疑似冬眠=低体温症になると言われています。室温が10℃以上急激に下がると危ないので、室温は20℃程度に保つようにしましょう。

日照時間の不足

部屋が薄暗く、日が十分に当たらないと、ハムスターの体内時計が狂ってしまい、疑似冬眠に入ってしまう場合もあるようです。大体、日照時間が2時間を切るとこの症状になる危険があると言われています。

栄養不足やストレス

栄養不足やストレスが原因でこの症状になってしまう場合もあるので、注意しましょう。

冬眠か死か、見分けるには?

ハムスターが冬眠しているのか、死んでしまったのか、とうやって見分ければいいのでしょうか?

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冬眠か死んでいるのか、見分けるのは非常に難しいと言われていますが、冬眠状態なら少しずつでも呼吸をしているはずなので、よく観察してみてください。

死んでしまうと、死後硬直で皮膚が突っ張った状態になり、柔らかさがなくなってしまいます。

また、冬眠の場合は、巣の中にいる場合が多く、巣の外で寝ている場合は死んでしまっているのかもしれません。

冬眠状態から起こしてあげるには?

ゆっくり温める

室温が低い場合は暖かくして、ハムスターをタオルや毛布などで包んであげましょう。ホットカーペットやカイロの上などに置いて、ゆっくりと温めるようにします。コタツに入れてあげる場合は、端っこのほうにしてくださいね。

ドライヤーやストーブなどに直にあてると、急激な温度変化に耐えられず死んでしまうかもしれないので、絶対にやめましょう。

冬眠の場合なら、数時間程度で目を覚ますはずなの、焦らないで温めてあげてくださいね。

エネルギー補給

無事に目が覚めたら、すぐにゲージに戻さず、タオルなどに包んだまま、砂糖やハチミツを白湯に溶かしたものを少しずつ与えましょう。

その後の対応

元気になったら、ゲージに戻してあげても大丈夫ですが、ゲージが程よく温まるように、カイロやパネルヒーターなどを設置するとよいでしょう。ゲージ内に直接カイロを入れるのは危険なのでやめてください。

また、念のため獣医さんに診てもらうと安心ですね。

再発防止のために

疑似冬眠の再発を防ぐために、ゲージ内が冷えすぎないように、小動物用ヒーターなどを設置するといいでしょう。ゲージ本体や床なども、触っても冷たく感じない材質のものにしてあげるのもいいですね。

また、部屋のカーテンを閉めっぱなしにせず、適度に日の光が入るようにしましょう。

夏場のエアコンの風が直接当たったりすると、冷えすぎてしまうので、注意してくださいね。また、秋などで日中暖かくても、夜間に急激に温度が下がる場合もあるので、冷えすぎないように注意しましょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

一年の気候の変化に対応した、過ごしやすい環境を整えてあげることが、何よりも大事なことですよね。

野生のハムスターは、疑似冬眠状態になることはないそうです。狭いゲージの中で飼われているペットの宿命ともいえると思いますので、飼い主がハムスターの健康を守ってあげてくださいね。