小さなお子さんがいるご家庭では、毎日元気に過ごしてくれることが、一番の願いだと思います。
病気かなと思うサインの一つに、発熱がありますよね。38度を超えて、40度くらいになると、とっても心配になることでしょう。
今回は、子供の熱が下がらない!という時の対処法をまとめてみました。
子供の発熱の原因は?
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高熱が出る病気というと、インフルエンザが思い浮かびますよね。インフルエンザはウイルスなので、それが体内に入り込んだら、その敵と戦うために発熱するシステムになっています。
また、普通の風邪などの時も同様に、戦うために高熱が出ます。
ただ、細菌感染症やほかの病気が潜んでいるために、高熱が出る場合もありますから、発熱以外の症状に注意が必要です。
子供の高熱で、いつ病院に連れていく?
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なんかいつもより元気がないようだな…そう思って、おでこを触ってみると、高熱だったなんていうこともあるでしょう。
そんな時は、『すぐに病院へ行かなくちゃ!』と慌ててしまうかもしれません。
ただ、基本的に高熱だけで他の症状が出ていないときは、自宅で様子をみるだけでも大丈夫なこともあります。
小さい頃の高熱だと、脳に影響があるのでは?と心配されることもありますよね。
ウイルスや菌による高熱の場合、1~2日ほどでたいてい下がってきますので、すぐに病院に行くことはありません。
病院に行かなくてよい場合
- 症状は高熱だけ
- 食欲はある
- 遊びたがる
- 夜もちゃんと寝ることができる
病院に行ったほうがよい場合
- 高熱が3日以上続いている
- 元気がない
- ぐったりしている
- 発熱以外に下痢、嘔吐などの症状がある
- 夜もぐずって眠れない
病院に行ったほうがよいサインが出ているときは、様子見をすることなく連れて行きましょう。
その時、問診で聞かれることにスムーズにこたえられるようにしておくことで、適切な治療を受けることができます。
病院で伝えること
- 発熱の時期
- 何度まで上がったか
- 上がり下がりを繰り返していないか
- 発熱以外の症状は
- 食欲はあるか
- 水分補給はできているか
子供の高熱で、家庭での対処法は?
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発熱のメカニズムは、病原体との戦いの証です。それ以外の症状がない場合、その防衛反応を妨げるようなこと、つまり解熱剤などをすぐに使用することは必要ない場合が多いようです。
戦いが終われば、その証拠に熱が下がってきますよ。
ただし、高熱で体力が消耗されている、食事も水分もとることができないという場合には、緊急処置として使用できます。
子供に使用できる解熱剤は種類がきまっているので、かかりつけ医で処方してもらうのが安心ですね。
熱が上がり切ったタイミングで使用することで、高熱によるつらい症状が緩和できます。
また、家庭でできる対処法として、高熱でも元気があれば、安静にするよう遊び方を工夫してあげましょう。
体力が奪われているときなどは、体を冷やすために、脇の下、首の後ろ、足首といった部位を冷やすようにしましょう。
おでこより、効果的に冷やすことができます。
また、高熱を出すことで、汗をたくさんかきますので、まずはしっかり水分補給をしましょう。
一気に飲むことは難しいので、こまめにあげることで、脱水症状を防ぐことができます。
おわりに
男の子の場合、小さい頃はよく高熱を出すと言われています。男の子を産んだ時、周りからも言われていたので、心づもりはありました。
そのせいか、高熱が出たときも、割と冷静に対処できたように思います。元気な時から、普段のわが子の様子をよく観察することで、小さな変化にも気が付きやすくなるもの。
熱が出て大変な思いをしているのは子供のほうですから、ママはできるだけ慌てないで、対処できるようにしておきましょうね。