梅雨の季節になると、毎日どんよりとした天気に、気持ちまでどんよりしてしまうことありますよね。
でも、そんな時は、おうちにこもって、楽しいことを見つけてみませんか?
今回は、簡単に手作りできる梅ジャム作りをおススメしたいと思います♪
季節のフルーツで手軽にできるジャム作りは、楽しくて美味しい作業です。手作り初心者さんでも、コツをつかめば、あっという間に作れちゃいますよ。
イチゴやオレンジ、ブルーベリーなどはスタンダードなジャムですが、今が旬の「梅」に着目してみました。
梅ジャムの簡単な作り方やレシピをたっぷり紹介してみたいと思います!
梅ジャムは健康食?!
まず、梅というと、どんなメニューが浮かびますか?
「梅干し」「梅酒」「梅シロップ」「梅ジュース」などありますが、梅ジャムってあまり浮かんでこないと思いませんか?
梅自体は日本古来より健康保存食として有名です。梅にはクエン酸がたっぷり含まれているため、疲労回復や食欲増進などの効果があると言われています。
また、加熱することで「ムメフラール」という成分が作られるのですが、この成分、血流改善に効果があり、生活習慣病予防に役立つようですよ。
免疫力を高める効果も期待できるので、加熱して作る梅ジャムは、まさに健康食といえるのではないでしょうか。
梅ジャムの簡単な作り方
そろそろ、梅酒や梅干作りのための青梅が、スーパーの店頭などでも見かけることができるようになる季節です。
でも、梅ジャムを手作りに…ってちょっと敷居が高そうなイメージかもしれませんが、びっくりするくらい簡単にできるんですよ。
基本の分量と作り方
砂糖800g(梅の量の7~9割程度)
【1】青梅はさっと水洗いしてから、あく抜きのために、4時間程度水につけておきます。(その後、ビニール袋に入れて丸1日冷凍してから作ると、仕上がりが滑らかになります)。
【2】冷凍した梅と、砂糖400gを鍋に入れて弱火で煮込みます。この時、アルミ製の鍋だと、梅の酸で溶けることもあるので、テフロン鍋やホーローがお勧めです。
【3】ゆっくりかき混ぜながら、梅の水分をじっくり出すようにします。そうしていると、実が崩れていき、種が取り出しやすくなります。(最初に冷凍しないで、種を取ってから煮込む方法もあります)。
【4】残りの砂糖を加えながら、煮込み、甘さを調整していきます。あくを丁寧にとりながら、とろみがついてきたら出来上がり。
粗熱をとってから、保存容器にいれましょう。
青梅を使うと、すっきりとした酸味のあるジャムに仕上がりますが、よりフルーティーさを求めるなら、完熟した黄色い梅で作ってみてください!
梅ジャムの簡単レシピ♪
梅ジャムが美味しくできたら、いろいろ試したくなりますよね!
いくつかレシピの参考になればと思います。
- 梅ジャム+ヨーグルト
- 梅ジャム+炭酸で梅ジュース
- 梅ジャム+焼酎+炭酸で梅サワー
- 梅ジャムをお肉やお魚の臭み消しに
- 梅ジャム+食パン・スコーン・クラッカーなど
梅ジャムの保存方法
出典:pds.exblog.jp
手作り品は、その作る工程の楽しさに加え、無添加で体に安心なものであることは確かです。
でも同時に、無添加なので、市販品よりも傷みやすいということが言えます。
ジャムの場合、一気に食べきることはあまりしないかもしれませんね。だからこそ、最初から小分けにして保存しておくことをお勧めします。
しっかり熱湯消毒した容器につめて、未開封であれば冷蔵庫で3か月から1年近くもつこともあります。
冷凍保存しておけば、1年ほどはもちますが、梅特有のほのかな香りを楽しむことは難しいかも。
また、開封したものは、できるだけ2~3週間の間に食べきりましょう。
発酵や腐敗などがおきてきたり、明らかにカビなどが発生していた場合などは、もったいないですが、すぐに処分してくださいね。
おわりに
フルーツジャムは、市販でもいろいろ売っていますよね。ヨーグルトに入れたり、トーストにたっぷり塗ったり、おいしくいただいています。
以前にご近所の方から、柑橘類をたくさんいただいたことがありました。お庭で自生されているものなので、もちろん無農薬です。
そのまま食べるのも美味しかったのですが、フレッシュなうちに食べきれるか心配だったので、フルーツ酢を作って、その後ジャムにしてみました。
手作りジャムは味の好みを調整出来たりするのも魅力ですが、素朴な味わいがなんとも言えず、ほっこりした気分になれます。
今年は梅酒だけでなく、梅ジャムにも是非チャレンジしてみようと思いました!