新生児といわれる赤ちゃんは、一日中寝ていることが多いですよね。
そんな状態から、成長している!という実感を持てる行動が「寝返り」ではないでしょうか?
今回は、赤ちゃんの寝返りについて、その不思議な行動を調べてみます。
寝返りって、いつ頃からするものなの? 3か月くらい? うちの子は早いの?なんていう、疑問もスッキリ解決できちゃうかも!
赤ちゃんの寝返りについて
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寝返りとは、それまで、仰向けで寝ているだけの赤ちゃんが、自分の力だけでまず横を向いて、それからゆっくりとうつぶせになる状態を言います。
大きくなれば、自分で好きなように体勢を変えられますが、赤ちゃんは成長過程の段階で、寝返りがうてるようになっていきます。
いつ頃から寝返りするの?
寝返りは、いつ頃からするのかしら?と我が子を見守りつつ、やきもきしてしまうこともあるかと思います。
あくまでも一般的な時期ですが、生後5か月くらいが多いようです。早い赤ちゃんだと、3か月くらいからということも。
ただ、寝返りは多くの赤ちゃんにみられる行動というだけであって、成長段階で必ずやることではないということも忘れずに!
寝返りをする背景には、筋肉や骨の発達、急に視界が広がって、それに伴う好奇心の広がりなども関係してきます。
寝返りしないで、仰向けでハイハイを始める子もいれば、5か月過ぎても、なかなか始めない子もいます。
赤ちゃんの寝返りだけに注目しないで、日々の状態や成長ぶりを気長に見守る気持ちを忘れないでくださいね。
そういった見守りが、逆に赤ちゃんの異常に気が付きやすくなるのです。
寝返りはサポートが必要?!
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また、5か月過ぎても寝返りしないと、寝返りは練習した方がいいのか? 手助けが必要か?とパパママからすれば、歯がゆく感じるかもしれませんが、基本的には練習は必要ないです。
寝返りできない=体に異変がある ということはまずありません。体の異常や異変は、普段と違う様子からわかるものですから、我が子の普段の様子を把握しておくことが大切ですよ。
寝返りを始めた赤ちゃんには注意が必要?!
実際、寝返りを打ち始めた赤ちゃんは、ある程度骨や筋肉が発達してきたとも言えますが、成長過程では、まだまだ未発達です。
寝返りからまた仰向けになることを「寝返り返り」といいますが、寝返りができても、すぐにこの寝返り返りができるとは限りません。
寝返り返りができなくて、うつ伏せ状態が長く続くと、窒息の可能性が出てきます。
寝返りを始めそうなときは、
- 顔の近くに柔らかい寝具を置かない
- できれば、長い時間目を離さないようにする
といった注意も必要になってきます。
おわりに
産院で同じ時期に赤ちゃんを産んだママさんと、その後も情報交換をすること、多いですよね。
特に初めての育児なら、不安なことやわからないこと、シェアしつつ、確認とりたいなんてこともあります。
でも、赤ちゃんだって、体の大きさや個性の出方で、寝返りの時期も本当に違ってきます。
寝返り時期の早い遅いは、比較してもどうしようもないこと。それより、我が子なりの成長を楽しんで見守っていくことが大切になると思います。