日本では、お祭りや儀式などでは、必ずと言ってよいほど、提灯が使われていますよね。
そんな提灯がメインになる日本三大提灯祭りといえば、「秋田の竿灯祭り」、「愛知の尾張津島天王祭り」、そして、「福島の二本松提灯祭り」が挙げられます。
今回は、福島の二本松提灯祭りを取り上げてみたいと思います。
福島県の重要指定文化財である、二本松提灯祭りですが、この歴史に触れながら、[insert_php]echo date(“Y”);[/insert_php]年はいつ開催されるのか、日程や見どころ、駐車場情報などもまとめてみます。
二本松提灯祭りの歴史
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毎年、10月に福島県の二本松神社で行われる祭礼です。
その歴史は古く、今から約370年前、二本松城主として入部した丹羽光重公が「良い政治を行うには、領民にまず、敬神の意を高揚させること」という考えから、二本松神社を祀ったのが、はじまりです。
領民が自由に参拝できるよう祀られた神社ですが、最初から提灯祭りではなく、踊りを中心としたお祭りのようでしたが、時を経て、今のようなスタイルに変わって行ったようですね。
二本松提灯祭り[insert_php]echo date(“Y”);[/insert_php]年の日程は?
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毎年10月に開催されている二本松提灯祭りですが、[insert_php]echo date(“Y”);[/insert_php]年も同じ日程なのでしょうか?
週末になるように日程が変わるようなお祭りもありますが、二本松提灯祭りは、二本松大火のあった1918年から、10月4・5・6日の3日間開催されています。
曜日に関係なく、毎年この日程で行われています。
二本松提灯祭りの見どころは?
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3日間行われている二本松提灯祭りですが、それぞれの見どころをご紹介しましょう。
10月4日 宵祭り
二本松提灯祭りの最大の見どころになるのが、初日の宵祭りです。
各町内から鈴なりの提灯を装飾した7台の「太鼓台」と呼ばれる山車が一堂に集まり、市内を練り歩く様は、まさに圧巻です。
総数3000もの提灯が、一気に見られるのは、初日の夜だけなので、これは見逃せません!
また、提灯の中は本物のロウソクで灯されるため、そのあかりは、自然の揺らぎになるので、本当に幻想的なのです。
10月5日 本祭り
お祭りのメインと言われる「神輿渡御」が行われるので、朝から午後3時くらいまで、にぎわっています。
夜はまた、提灯に灯りをともし、今度はそれぞれの町内に戻って練り歩きが始まります。
10月6日 後祭り
最終日であるこの日は、それぞれの町内で3町と4町に分かれて練り歩きが行われますが、後祭りだけあって、名残惜しさともの悲しさが刹那的なお祭りの雰囲気を醸し出していきます。
二本松提灯祭りの駐車場情報は?
二本松提灯祭りは会場である二本松神社が、JR二本松駅から徒歩3分ほどの好立地にあるので、公共交通で行くのもおススメです。
ただ、駐車場も二本松提灯祭りのために臨時で無料駐車場が用意されており、4か所で1200台ほど停められるスペースがあります。
どうしても車でという場合は、お早めに。
無料駐車場
- 二本松市役所
- 県立霞ヶ城公園
- 二本松市文化センター
- 二本松市立二本松南小学校グラウンド(雨天の場合は閉鎖)
おわりに
秋祭りがあちこちで催されると、ついウキウキしちゃいます。ちょっとした街中でも、この季節、子供神輿などに偶然出会うと、つい、『わっしょい、わっしょい!』と心の中でも掛け声をかけてしまいます。
二本松提灯祭りは、提灯がメインになるだけあって、やはり夜のお祭りですよね。夜空が赤くなるほどの提灯の美しさは、やはり日本人なら一度は目に焼き付けておくべきか~と思います。
日本三大提灯祭りのラストを飾る二本松提灯祭りを見に、福島へ足を運んでみませんか?