新生児の赤ちゃんに欠かせないものと言えば、ミルクですね。赤ちゃんのミルクの量には、目安があります。目安を参考にして、赤ちゃんに必要なミルクの量をあげたいですね。
特に、初めての赤ちゃんとなると、心配なことも多くなりますが、参考になる情報を持ちつつ、毎日、楽しく赤ちゃんのお世話ができるといいですね!
新生児に必要なミルクの目安量とは?
出典:www.gettyimages.com
一般的に、新生児に必要なミルクの目安量は細かく変化します。1回分の目安量を3時間おきに与えることが基本で、粉ミルクのみで育てる時と、母乳と混合で育てる時では、ミルクの量が変わってきますので注意が必要です。
生後0日~7日
生後0日から7日の1回分の目安量は、10ml+生後日数x10mlで計算します。例えば、生後5日目の赤ちゃんに与えるミルクの目安量は、10ml+5x10ml=60ml、となります。
生後7日~14日
生後7日から14日の1回分の目安量は、80ml~100mlです。
生後14日~1ヶ月
生後14日から1か月の1回分の目安量は100ml~120mlとなります。
これらの目安量を3時間おきに与えます。
母乳と粉ミルクの混合の場合は、先に母乳をあげてから、足りない分をミルクで与えると考えると良いでしょう。
赤ちゃんには個人差があり、これらはあくまでも目安です。絶対この量を飲んでいなくてはいけない!と考えないで、赤ちゃんの様子をよく観察することが大事ですよ。
ミルクは足りているかな?ミルクの適切量チェック法!
赤ちゃんには個人差があると分かっていても、ミルクの目安量以上に飲んでいたり、反対に、飲まなかったりすると心配ですよね。ここでは、赤ちゃんに必要なミルクがしっかり飲めているか、チェックする方法をご紹介します。
数字にこだわらないで!!
出典:article.wn.com
ミルクの目安量は、参考にするものであって、絶対ではありません。「○○mlしか飲んでない!!」と、悩む必要はありません。赤ちゃんの体調や気分、気候などによって食欲は毎日変わります。
心配になった時は、赤ちゃんの体重をチェックしてみましょう。体重が増えていれば、その子に必要な栄養をちゃんと摂れているという事です。ミルクを飲む量の、多少の増減はあまり気にしないで体重の増え方に注目しましょう!
赤ちゃんのご機嫌はどんな様子?
出典:commons.wikimedia.org
赤ちゃんの起きている時のご機嫌をチェック!!機嫌が良いなら満腹で、しっかりミルクが飲めている目安になります。反対に、ぐずったりして機嫌が悪いなら、ミルクが足りていないのかもしれません。
また、体重が増えず、うんちの量や回数が減っているかもチェックポイントです。日頃から、大体でもいいので把握しておきましょう。
ミルクを飲みすぎる赤ちゃんも心配です・・・
出典:www.telegraph.co.uk
ミルクの量が多すぎるという事もあります。赤ちゃんの性別や体の大きさなど、いろんな条件によってミルクを飲める量は違ってきます。飲みすぎをチェックする方法がありますので、気になった時は赤ちゃんの様子を確認して下さい。
- ミルクを口から少しずつ吐き出してしまう
- 口の端からダラダラと出してしまう
- 一日で体重が25~40g以上増える
- お腹がパンパンに膨れて苦しそう
- 便秘や下痢で機嫌が悪い
などのサインがないか見てくださいね。
まれに、哺乳瓶の乳首のサイズが合っていなくて、赤ちゃんの意思とは関係なく沢山飲めてしまっている事もあります。乳首の穴が大きすぎて、飲むスピードが早く、お母さんが沢山与えてしまう事が考えられます。
その場合は、乳首のサイズを小さい物に変える、新しい乳首に変えるなど工夫して下さい。
おわりに
新生児の時は、毎日がドキドキの連続です。初めての赤ちゃんなら不安もあるでしょう。新生児の時は、特にミルクを飲む量が気になります。ちゃんとミルクをあげる事ができているのか?心配になりますよね。みんなそうです。
2人の子育てを経験した私が思うことは、赤ちゃん時代は本当に幸せなひと時だったという事です。ただただ可愛くて、慣れない事に一生懸命でした。赤ちゃんも頑張って、環境に馴染もうとします。
赤ちゃんは毎日、3時間おきに一生懸命ミルクを飲みます。子育ては大変ですが、ミルクを飲む期間は限られています。マニュアルばかりを気にしすぎず、赤ちゃんの様子をぜひ、よく見てあげて欲しいです。
出典:www.papertostone.com
心配なことがあれば、赤ちゃんの様子をよく見て、必要なら病院へ。そこまでではないかな?でも、心配だな・・・そんな時は子育て経験者の人に相談してみましょう。
病院や保健所などでもいいでしょう。ちょっとした不安な事なら、ベビー用品店の相談窓口などを活用することもおススメです!いろんな質問に答えてくれますよ。ミルクに関しても、アドバイスを受けることができます。
お母さんの不安が赤ちゃんに伝わると、赤ちゃんも不安になります。安心して、赤ちゃんがミルクを飲んで大きく育つように、お母さんは心配しすぎないように過ごしてくださいね。
せっかくの新生児期です。数字を気にしすぎないで、赤ちゃんの様子を気にしましょう!日々、よく見ていると、だんだんと慣れてきて、赤ちゃんの気持ちがわかるようになり、楽しみも増えますよ!