赤ちゃんの日々成長する姿を見るのは、本当に幸せなことですよね。
寝ていることが仕事のような赤ちゃんでも、首がすわり、お座りができるようになり、離乳食がスタートするころには、可愛いらしい歯が生えてきます。
1本生えても、雨後の竹の子のように、どんどん生えてくるわけではありませんが、その1本目が斜めに生えてしまうことも実はあります。
数本生えてきても、何だかガチャガチャした歯並びになりそうな雰囲気があり、ちょっと心配になってしまうママさんたちも多いようですね。
今回は、赤ちゃんの歯並びについて、これって大丈夫なの?と心配になってしまうママさんたちのために、赤ちゃんの歯並びについて、まとめてみました。
うちの子の歯、斜めに生えてきているけど、矯正が必要? 歯並びはおしゃぶりが原因? それとも遺伝が原因なの?といった疑問も解決できればと思います。
赤ちゃんの歯並びについて
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乳歯が生えてくるのは、やはりその赤ちゃんによって時期が違います。目安というのは一般的にはありますが、下から生えてくる子もいれば、上から顔を出す子もいます。
乳歯の生えてくる順番のパターンは、69種類もあるといわれていますから、どの順番でもあまり気にしなくても大丈夫ですよ。
歯並びに関しても、最初の歯が斜めに生えてきても、すべての歯が生えそろう頃にはある程度整列してくるようなので、様子を見る気持ちの余裕を持ちましょう。
ただ、斜めに生えてきた歯によって、赤ちゃんのお口の中が切れてしまうこともあるようなので、適度にチェックはしておきましょう。
赤ちゃんの歯並びはおしゃぶりが影響する?!
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ただ、赤ちゃんの歯が生え始めたころは、歯ぐきがまだしっかりしていないことと、歯の先がギザギザしており、引っかかりやすいこともあります。
その時期におしゃぶりを常に口にしていると、引っ張ったり、変に力を入れてかんだりして、斜めになってしまう原因の一つになっているようです。
おしゃぶりは、もちろん赤ちゃんの精神安定剤の代わりになり、育児疲れのママにとっては、ちょっとした救世主になることも確かですが、やはり、長期に使用することは歯並びのためにはおススメしません。
おしゃぶりは、0か月の赤ちゃんから使えるので、まだ歯が生える前なら大丈夫かな?と思われますが、「泣いたらおしゃぶり」ということが習慣になってしまうと、外す時期が大変になります。
遅くとも2歳までにはおしゃぶりを外すことで、歯並びへの影響はかなり軽減できそうですが、節度をもって使用することを意識しましょう。
赤ちゃんの歯並びは遺伝が影響する?!
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今のように歯科矯正が一般的ではない頃は、虫歯は治療できても、歯並びは生まれつきだから仕方ないと積極的に直そうとはしなかったようです。
歯並びの良し悪しは、やはり第一印象に影響しますから、最近のパパやママたちからすれば、「自分の子供にはきれいな歯並びになってほしい」と思うのはとても分かります。
ただ、実際、矯正をしていない両親の歯並びから遺伝すれば、きれいな歯並びは期待できないのではないかと思いますよね?
でも、歯並びの悪さは、遺伝よりもその後の生活習慣の方が、圧倒的に影響力があります。
歯並びの悪さに影響のある生活習慣として、
- 指しゃぶり、爪?み、口呼吸
- 虫歯
- 柔らかいものばかり食べている
といったことも指摘されています。
先程の挙げたおしゃぶり以外にも、歯が生えそろった後に意識してあげることもいろいろあるので、指しゃぶりや爪噛みといった癖を、自然となくしていけるように、声掛けも工夫してみましょう。
食事の時の姿勢(片方だけで噛まない、足をぶらぶらしながら食事しないなど)も気を付けながら、楽しく食事できるようにしてあげましょう。
おわりに
うちの子供が赤ちゃんの時、小さなチューリップのような歯が生えてきたときは、本当に嬉しかったことを覚えています。
私自身も、親に「歯と目は大事」と育てられたので、治療歯科よりも予防歯科という意識が強かったので、その生えた小さな歯を(例え何年かで抜けてしまう歯であっても)大切にケアしてあげようと思っていました。
それでもあまり神経質にならず、信頼出来て、長く付き合えそうな歯医者さんを見つけることが良いのかなと思います。
そうしたら、歯医者嫌いにすることなく、歯並びが気になったら、すぐに相談できると思いますよ。