やっぱり赤ちゃんは母乳で育てたいと思うママは多いですよね。
でも、母乳の場合、源泉である母体管理をしっかりやらなくてはならないことと、おっぱいに目盛りがついていないので、赤ちゃんが飲んでいるミルクの量がわかりにくいという点が気になります。
味も変わらず、赤ちゃんがよく飲んでくれさえすれば、計算しやすいミルクは赤ちゃんの体重管理もしやすいかもしれませんね。
でも、我が子にミルクをどれくらいの量を飲ませるのがいいの?体重の増減が気になっちゃう!うちの子、時々飲んだミルクを吐くときがあるの…など、赤ちゃんとミルクの情報をお伝えしたいと思います。
赤ちゃんに必要なミルク量の計算方法ってあるの?
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赤ちゃんに与える必要なミルクの量は、正直言って、個体差があります。体重や体格、食欲の差など一つ一つ上げれば、千差万別あると言えます。
ただ、その中でも、赤ちゃんの基本的栄養をしっかり満たしてくれるであろう
というガイドラインに沿った量はあります。
例えば、5000gの赤ちゃんなら、140m×5000g÷1000で700mlが1日の必要量になります。
体重から見て計算する量であれば、それぞれの赤ちゃんに合った適量といえますよね。
ミルクの量はずっと変わらない?
体重からのミルクの量が計算でできたら、1日に必要な量を、6回から7回に分けて、赤ちゃんが飲みやすい量を見極めながら与えてみてください。
とはいっても、毎日コミュニケーションをとっていく中で、だんだんわかっていくと思いますので、あまり神経質になることはありませんよ。
その後、赤ちゃんが6か月を過ぎることには、離乳食と併用になります。そうなると、ミルクだけから摂っていた栄養素も、離乳食からも補えるようになるので、1回に与えるミルクの量は、様子をみていくようにすれば大丈夫!
ミルクの量と体重はバランスで!
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また、計算通りのミルクをあげても、赤ちゃんによっては、「足りないよ!」とせがむ時もあります。そんな時は10mlから20mlくらいを追加してあげても構わないです。
逆に、計算通りの量を飲み切れないようなときは、それがその赤ちゃんの適量と割り切る気持ちも大切かもしれませんね。
それでも、うちの赤ちゃん、ミルクも離乳食も思ったようにとってくれない…と不安になることもあるでしょう。そんな時は、体重が順調に増えていれば、大丈夫と思ってみましょう。
ミルクをあげるとき、こんなことに気をつけて!
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赤ちゃんのパパママだけでなく、おじいちゃんおばあちゃんがいる場合、やはり赤ちゃんが泣きだしてしまう一番の原因は、「おなかが空いたのかも?」と思ってしまうことが多いようです。
もちろんそれもありますが、母乳と違ってミルクの場合、栄養価が高くなっています。必要以上にあげてしまうと、将来の肥満を誘発する可能性があるということを意識しましょう。
特に新生児のうちは、ミルクをあげる授乳間隔の時間だけはしっかり守るようにしましょう。
ミルクをよく吐き出すけど、うちの子大丈夫?
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また、新生児のうちはミルクをよく吐いてしまうことがあります。実は生まれたての赤ちゃんの胃の筋肉は大人ほど発達していないので、吐きやすいと言われています。
ミルクを飲んだ後、急に口元からミルクがたらりと出てきたりすることは、多々あります。「赤ちゃんが吐いた!悪い病気では!」と慌ててしまうこともあるでしょう。でも、飲んだミルクがただ逆流しただけなので、心配はありません。
ミルクを吐いてしまったあと、ごきげんな状態であれば、問題はありません。
ただし、噴水のようにあふれるような勢いで吹き出し、しかもミルクの色だけではなく茶褐色のものが混ざっているときは、注意が必要なので、いつもと様子が違うようなら、すぐに小児科へかかりましょう。
おわりに
赤ちゃんによって、飲む力が強かったり弱かったりはします。もちろん、その日の気分や体調によっても、変わってくるかもしれませんね。
ミルクの量はあくまでも目安と考えて、参考程度にとどめながら、赤ちゃんの成長をしっかり見守っていくことが大切ですよ。
おなかいっぱいおいしいミルクを飲んで、すやすや眠る赤ちゃんを見ることが、ママにとっては最高の幸せタイムであることを忘れないでください。