夏のスタミナ料理と言えば、ニンニクやウナギなどがすぐに浮かびますよね。
私の子供のころでも、それは変わりませんが、ここ10年くらいで、夏のバテ防止料理に「ゴーヤチャンプル」が上位を占めていること、知ってましたか?
ゴーヤは沖縄の特産品というイメージもありますが、元々の産地は熱帯アジアなんですよ。日本では西南諸島や南九州での栽培が盛んですが、今は比較的広範囲で栽培されており、夏になると、公共施設などでも手軽に見かけますよね。
ゴーヤはその独特な苦みから、大人向けと思われますが、体の余分な熱をとってくれたり、ビタミン類を多く含んでいたりと、子供の体にとっても、夏にはうってつけの野菜なんです。
ゴーヤチャンプルって、お店でしか食べたことない! 簡単そうだけど、苦くて、せっかく作っても、家族に断られそう…と挑戦したくても、できない方に、基本的な作り方や苦くないアレンジレシピなど調べてみました。
ゴーヤチャンプルとは?
沖縄料理のお店に行けば、確実に食べられるレシピが、ゴーヤチャンプルですよね。何か特別な独特の調味料や、材料を使っているかと思われがちですが、「チャンプル」とは、沖縄の方言で、「まぜこぜにする」という意味なんです。
『ゴーヤと他の食材をいろいろ一緒にして、炒め合わせたもの』と思っていただければ、なんだ、余った食材とかでも、好みでアレンジできるじゃない!なんて、思えませんか?
ゴーヤは栄養価が高いうえに、ママたちにとっても、脂肪燃焼成分が含まれているということで、ダイエットも期待できるのです。
ゴーヤチャンプル作り方(基礎編)
ゴーヤチャンプルの基本的なレシピを簡単にまとめてみます。
材料(4人分)
ゴーヤ1本 木綿豆腐(島豆腐のかわり)1丁
豚バラ肉100g 卵1個
作り方
- ゴーヤは縦半分に切って、中の種の部分であるわたを取り除く。
- ゴーヤは2センチくらいの厚さに切り分ける。
- 木綿豆腐は1時間ほど重しで水切りしておく。
- 豚バラ肉は4㎝くらいに切り分け塩コショウで下味をつける。
- 「3」の木綿豆腐を適当にちぎり、うっすら焼き色がつくまで炒める。
- 炒めた豆腐を一旦取り出し、次はゴーヤをごま油で炒める。
- 8割がた火が通ったら、一旦取り出し、豚バラ肉を炒める。
- 豚バラ肉に火が通ったら、豆腐とゴーヤを加える。
- 塩と胡椒で好みの味に仕上げたら、最後に溶き卵を回し入れる。
- 好みでしょうゆを加えて、ひと混ぜすれば完成!
苦みをとりたい場合は、塩もみが有名ですが、その塩に砂糖を少し加えてもんでも、苦みが取れやすくなります。
ゴーヤチャンプル作り方(アレンジ編)
ゴーヤチャンプルは、ゴーヤさえ入っていれば、あとはお好きな食材をまぜこぜ炒めれば、「ゴーヤチャンプル」と名乗っても良いと思いませんか?
ゴーヤの下処理をすれば、家族の好きな食材を加えれば、「我が家の沖縄料理」になりますよね。
豚肉の代わりになる人気食材
出典:coopie.seesaa.net
同じ沖縄食材のスパムも食べやすくボリュームがあるので人気です。また、食べなれているウインナーやソーセージなどもアレンジレシピではよく使われます。ツナ缶やサバ缶なども風味が変わっておいしいですよ。
こんなもの入れてみました!
出典:ossanhitorimeshi.net
レシピサイトなどを覗いてみると、ゴーヤチャンプルも家庭によって、いろいろありますよね。豆腐の代わりにお麩や厚揚げを使ってみたり、とろけるチーズを加えて見たり、また、カレー味にしてみたりと、チャレンジしがいのあるものも多くありました。
まずは、基本レシピに挑戦してみて、我が家のゴーヤチャンプルを模索してみてはいかがでしょうか?
実際に我が家でつくっている、子供も食べやすい苦味をおさえたゴーヤチャンプルの作り方も、画像付きで記事にしました♪ご興味があればこちらもぜひご覧ください!
おわりに
何年か前に、自宅でもゴーヤでグリーンカーテンを作ろうと、コンテナーで栽培してみました。今は、ホームセンターなどで苗も簡単に手に入りますからね。
ネットまで張って、友人たちにも「収穫しすぎたら、おすそ分けするね」などと触れ回っておきました。
3つ買った苗は、順調に育ちました…途中までは。ある一定の高さまでくると、なぜか伸びずに、途中で小さな実が二つだけできたのですが、収穫前に黄色になってしまいました・・・。ゴーヤだけに、苦い思い出です。←
その後は、栽培はあきらめ、スーパーに出回るころ、買うようにしています。でも、いつか、大量栽培できる日を夢みながら、今日は島豆腐でも探しに行こうかなと思っています。