飯能祭り[today_date]年、秋の日程とみどころ。駐車場や交通規制情報についても調べてみました。
夏祭りの季節は終わりましたが、お祭りは「秋」もまだまだ盛り上がっていきますよ♪今回は、秋祭りをひとつご紹介します。
埼玉県の南西部に位置する飯能市で行われる「飯能祭り」は、毎年晩秋に開催されています。日程や見どころ、駐車場の情報や交通規制など、ピックアップしてみました。
飯能祭り[today_date]について
出典:brand.cci-saitama.or.jp
埼玉県の南西部は、自然豊かな地域ですが、飯能市も市内の70%が山野という都心に近いわりにのどかな風景が見られる場所です。
ムーミンの世界観を表現した公園などで話題になったので、ご存知の方も多いでしょう。
さて、そんな飯能祭りとは、一体どんなお祭りなのでしょう。
飯能市では、明治の初めに、山車曳航から始まり、市街地では明治の中頃には鎮守祭礼の時に山車曳きが盛んに行われていたようです。
途中戦争などを挟んで、中断していたものの、1946年には復興祭で再び山車が登場していました。
そんな中、1971年、第1回飯能祭りが開催され、以降今年まで50年近く続いています。
第1回目の飯能祭りでは8台だった山車も、第39回目で11台に増え、今でもその11台が賑やかに練り歩く、伝統的かつエネルギッシュなお祭りになっています。
飯能祭りの[today_date]年の日程は?
出典:info.nihon-kankou.or.jp
飯能祭りは、毎年11月の第一土曜日と日曜日に開催されています。開催の日にちが毎年決まっているお祭りだと平日になってしまうことも多いですが、必ず土日に開催されるなら、参加しやすいお祭りですよね。
以前の日程だと9月に開催されていたようですが、秋雨の影響を受けることが多かったようで、晩秋に移行されたようです。
そして、[today_date]年も、もちろん開催されますよ!
[today_date]年11月5日(日) 9時から21時まで
両日とも、21時まで開催されますが、スタートの時間が違うので、各日の行事予定を事前にチェックして、見どころを見落とさないようにしておきましょうね!
飯能祭り[today_date]の見どころは?
出典:hanno-tourism.com
飯能祭りの見どころは、まず、何といっても町内ごとの山車の練り歩きでしょう。11台出る各町内の山車は、人形が載っている「江戸型山車」と、唐破風屋根や見事な彫刻などを施した「屋台型山車」の2種類があります。
それぞれに工夫を凝らした山車の曳っ合わせは、本祭りで観られます。提灯がともった山車は、まるで絵巻物のようで、力強さの中にも、幻想的な雰囲気がたっぷり味わえます。
[today_date]年11月4日(土)の見どころ
銀座通りの特設ステージで、出演団体が繰り広げるよさこいや、民踊りなどを披露しています。
中央通りの特設ステージでも、各種イベントが行われており、獅子舞やミニコンサートなどでも盛り上がっています。
また子供たちの鼓笛隊のパレードなどもあります。
その他、子供神輿や神輿の練り歩きなど、「わっしょい!わっしょい!」と威勢のよい掛け声とともに、元気な姿が見られるでしょう。
前夜祭でもある11月4日の見どころは、「底抜け屋台の曳っ合わせ」です。
底抜け屋台とは、読んで字のごとく、底がない屋台で、屋台の中の人は、歩きながら太鼓や笛を演奏しているのです。
昼間に、底抜け屋台同士が出会うと、「シャギリ」といって、演奏で戦うかのように、激しくお囃子をやりあう姿が見られます。圧巻で、聴く人の心を盛り上げてくれます。
ただ、これは前夜祭の日中だけなので、是非とも予定に入れてほしいです!
夜になると、この底抜け屋台に提灯がともり、昼間とは違った曳っ合わせも見どころになります。
[today_date]年11月5日(日)の見どころ
出典:blog.mitsuto.com
この日は本祭りになりますので、やはり11台の山車の市内巡回が見ごろになります。
一か所に11台の山車が集まると、底抜け屋台同様、お囃子などの演奏合戦が始まります。競い合うというよりは、観る人を本当に楽しませるという心意気でやっているのを、間近で感じることができるでしょう!
他にも、まといとはしご乗りなどの曲芸や、屋台や神輿、獅子舞の練り歩きなどもありますから、どこにいても、お祭りのムード一色で、楽しめるでしょう。
飯能祭りまでのアクセス
電車の方は「飯能駅」で下車してください。
都内からのアクセス方法はいくつもありますが、「池袋駅」や「西武新宿駅」、「八王子駅」を起点にすると、わかりやすいと思います。
飯能祭りの駐車場や交通規制は?
毎年、お祭りのある2日間は、大変混雑しています。飯能駅周辺でもイベントが行われているので、当然交通規制が敷かれます。
また、山車や屋台などが巡行するため、その付近も渋滞になることは必至です。
どうしても自家用車で訪れたいという場合は、時間にかなりの余裕を持つと同時に、プログラムなどで交通規制がかかる場所や時間帯をしっかりチェックしておきましょう。
また、駐車場に関しては、無料の臨時駐車場が用意されます。「飯能市役所」に200台ほどと「飯能合同庁舎」90台ほどになります。
おわりに
秋のイベントというと、運動会や収穫祭といった参加型を思い浮かべますよね。最近定着しつつあるハロウインなども、仮装して行進したりして、やはり参加型なのかな…という気がします。
お祭りは参加する方が楽しいこともありますが、伝統的なお祭りは、やはり
プロの技を楽しむというか、日本の心を楽しむというか、足を運ぶことで、文化を守っていくようなものだと思っています。
新しい文化を取り入れて進化していくことは、大切なこととは思いますが、長く続いている伝統的なお祭りは、これからもずっと、逆に変わらないでいられるよう、観る側も応援する心意気が必要なのかもしれません。
今年の秋は、紅葉とともに飯能祭りを観に行く計画を、立ててみてはいかがでしょうか?