お出かけするのに良い季節になってきました。ちょっとした旅に、自然探索や歴史探訪を楽しむのはいかがでしょうか。比叡山は滋賀と京都の県境にあり、日本一の琵琶湖を望むことが出来ます。
世界文化遺産にも登録されている「比叡山延暦寺」。一度は行ってみたいと思っても、どうやって行こうか迷いますよね。そこで、今回は電車、バスといろいろな交通手段ごとに、比叡山への行き方を簡単にまとめてみました。
比叡山延暦寺までのアクセスについて
延暦寺までのアクセス方法は、電車、バス、マイカーがあります。電車では、各方面から乗り継いでケーブルを利用して行きます。乗り継ぎが大変ですが、普段乗る機会も少ないケーブルやロープウェイでの移動は、抜群の景色をゆっくり眺めることが出来るほか、違った気分で旅行を楽しむことが出来ると思います。
車ではドライブウェイを通るので、琵琶湖と大津の街を眺めることが出来ます。紅葉も美しく、琵琶湖の水と相差した景色は絶景と言えます。
電車で行く場合
各路線から坂本ケーブルで行くと、すんなりと延暦寺に到着します。坂本ケーブルの車両はヨーロッパ調でレトロな感じが人気です。叡山ケーブルからは叡山ロープウェイへの乗り換えもあって、空中散歩も楽しめます。行きと帰りで、両方乗ってもいいですね!
JRで行く
京都駅からJR湖西線で比叡山坂本駅まで行きます。そこから江若バスに乗り換えて、ケーブル坂本駅まで。坂本ケーブルに乗り換えて「延暦寺駅」で降ります。
京阪電車で行く
三条京阪駅から京阪京津線で浜大津駅まで行きます。京阪石山坂本線に乗り、坂本駅まで行きます。その後はと同じで、ケーブルに乗り「延暦寺駅」で降ります。そこから約8分ほどで、延暦寺に到着します。
その他
ちょっと乗り継ぎが多いですが、ケーブルやロープウェイでの景観を楽しみたいのなら、叡山ケーブルから叡山ロープウェイへと乗り換えて行く方法もおすすめです。
JR湖西線の東福寺駅から京浜本線出町柳駅に向かいます。そこから叡山電車で八瀬比叡山口駅まで。そこから5分ほど歩けば叡山ケーブル八瀬駅があり、ロープウェイを乗り継いでいきます。
車で行く場合
仰木ゲートからは奥比叡ドライブウェイ、田の谷峠ゲートからは比叡山ドライブウェイを通って、延暦寺に到着です。全線を通ると、料金は2,380円(田の谷峠より)になります。駐車場は無料となっているので嬉しいですね。
比叡山~奥比叡縦走ドライブウェイ 通行料金割引券
通行料金割引券
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バスで行く場合
JR京都駅、京阪三条駅、京阪出町柳駅から出ている比叡山ドライブバスを利用して延暦寺バスセンターまで行きます。
おわりに
比叡山へは、電車でも車でもおすすめです。比叡山ドライブウェイでの景色も、ケーブルからの景色も美しく感動ものです。夜のドライブウェイもライトアップされているところもあり、車での旅を演出してくれます。
比叡山延暦寺は1塔の建物ではなく、「横川」「西塔」「東塔」の3塔が山内に建てられ延暦寺と呼んでいます。シャトルバスで巡ることができるので、日本一と言われの高い比叡山の景観の中、歴史の重みを体感できるでしょう。