長かった夏休みも、あと少しですね。自由研究の宿題は終わりましたか?今回は、1年生から3年生の小学生とおうちの方に向けて、簡単にできてしまう工作のテーマとまとめ方を紹介します。
夏休みにしかできない遊びもたくさんしたいし、低学年だと夏休みの宿題を計画的に進めるのも難しいですよね。そこで短時間でできて簡単で見栄えのする工作3選を紹介します。
魚クマノミの貯金箱
レベル
材料
- 500mlペットボトル
- ペットボトルのフタ×3
- フェルト(オレンジ色・20cm四方)
- チャコペン
- 油性マジック
- 両面テープ
- 木工用ボンド
- はさみ
- きり
- カッター
作り方
下記の画像のとおり、長さを測りながらチャコペンを使ってフェルトに図をかき、はさみで切ります。そのあと、クマノミらしくマジックでもようをかきましょう。
ペットボトルも、図のようにサイズをはかってカッターとはさみで3つに切り分けます。
まん中の部分は、向かい合うところ2かしょ1cmずつ切りとってから、下の部分に両面テープではります。
ペットボトルのそこに近い部分をマジックでぬりつぶし、その上にはば3.5cmのフェルトをはります。
はしにすき間があいてしまうので、もようをはるたびにすきまの位置がそろうように気をつけながら、ペットボトルの上部にはば2cmのもよう2枚と、半円を組み合わせたもようをはります。「もよう1」のところに、マジックでクマノミの目(黒丸)も書いておきましょう。
つぎに、ひれを図のようにはります。そして、模様と模様のあいだの部分にお金の入れ口を作ります。マジックで印をつけてからきりとカッターであけましょう。
さいごに、ペットボトルをくみたて、2かしょに貯金箱の足をつけて出来上がりです。
なんでも自動販売機
レベル
材料
- だんボール
- 色がよう紙
- アルミホイル
- 油性マジック
- ぬのテープ
- のり
- はさみ
- カッター
作り方
だんボールを切り分け、フタと箱を作ります。
箱の側面(そくめん)に図のような切りこみを入れます。
そして切りこみを折り、布テープで引手を作りましょう。
次に、別の段ボールでしきり板2つと、坂(さか)を作ってとりつけます。この時、坂(さか)は手前よりも奥のほうを高くするようにとりつけます。
また別のだんボールで3枚の部品を作ります。箱のおくゆきより長くなるように測りましょう。
本体とフタに、細長い部品をとりつける穴と取り出し口を、カッターであけます。
ふた、本体、3枚の部品を組み立てたら、
あとは色がよう紙やアルミホイルなどでじどうはんばいきらしいかざりをつけ、おかしなどをセットしましょう。ほしいもののところの細いだんボールを引っぱると景品(けいひん)が出てきます。
紙筒でつくる弓矢
レベル
材料
- トイレットペーパーのしん
- わゴム
- ストロー×約20
- ティッシュペーパー
- 紙ぶくろ
- セロハンテープ
- ビニルテープ
- はさみ
- コンパス
作り方
弓(ゆみ)はトイレットペーパーのしんで作ります。向かい合う位置にはさみを入れ、わゴムを×印になるようにかけましょう。外れないようにセロハンテープでとめます。
矢は、ストロー4本と丸めたティッシュペーパーをビニルテープでとめて作ります。5つくらい同じものを作りましょう。
的(まと)は紙ぶくろの広い面を丸く切りぬきます。弓の輪ゴムを引いて矢をとばし、ここに入ったら当たりです。
おわりに
低学年向けの夏休みの工作を紹介しましたが、いかがでしたか?
どれも短時間で身近な材料で作れるものばかりですが、最初の貯金箱は、1年生にはちょっと危ないかもしれません。
貯金箱は人気の工作だし、クマノミは夏っぽくてかわいいですが、ペットボトルは滑るのでカッターの作業は大人でも気をつけないといけませんよね。お家の人が手伝ってあげるといいでしょう。
どれも実用品やおもちゃとして使えるものばかりなので、楽しんで工作できるのではないでしょうか?ぜひ、提出前・提出後は使ってみてくださいね。