長かった夏休みも、あと少しですね。自由研究の宿題は終わりましたか?今回は、高学年のお子さんとおうちの方に向けて、1日で簡単にできてしまう工作のテーマを紹介します。
今回は、「せっかく作るなら遊べるものがいい!」というお子さんにオススメの工作です。
「そんな凝ったのは今からじゃ間に合わない」なんてこともありませんよ。作業にかかる時間の目安も紹介しますが、1時間足らずで作れてしまうものもありますし、多少不器用だってどれも半日もかかりません。習い事や遊びに忙しくたって平気です。
空気砲ロケット
レベル
材料
・ラップしん
・紙コップ
・ビニルテープ
・色画用紙
・セロハンテープ
・はさみ
・丸シール
作り方
まずはロケットの発射台を作ります。
ポリぶくろの底の両端を三角にビニルテープでとめて「マチ」を作ります。ラップしんにも好きな色のビニルテープやシール、マジックペンなどで色やもようをつけましょう。
ポリぶくろにラップしんを入れ、ふくろとしんのすき間があかないようにビニルテープをまき付けます。
このままだと不格好なので、ふくろの口をラップしんにとめつけます。
次にロケットを作ります。画用紙に同じ大きさの台形を2つ描いて切り取って翼にし、紙コップのロケットにはりつけます。大きさの異なる丸シールやビニルテープなどでかっこいいロケットにしましょう。
ふくらませた発射台にセットして勢いよく押せば、ロケットが飛びます。
のびるチンアナゴ
レベル
材料
・輪ゴム×5
・段ボール
・白画用紙
・つまようじ
・タコ糸(長さ紙コップの高さ×6+20cmくらい)
・黒丸シール
・水性ペン
・はさみ
・目打ち
・木工用ボンド
作り方
全ての紙コップの底の中央に目打ちで穴をあけ、図のように底のふちを2か所ずつはさみで切ります。そのうち5つの紙コップの上側に2か所ゴムをかける切り込みを入れましょう。切れ込みを入れたコップには、図のように輪ゴムを×印になるようにかけます。
一番先端となる紙コップには、タコ糸の片はしにつまようじをくくりつけ通します。
反対側のはしに紙コップを通していきます。最後が輪ゴムのついていないコップになるようにしてください。
次に土台の段ボールを好きな形に切って、中央に目打ちで穴を開け、先ほどのタコ糸を通します。一番下にくる紙コップは、ボンドで土台に固定しましょう。タコ糸はゴムがきちんと伸びた状態の長さで土台から外れないように結んでテープでとめましょう。
チンアナゴっぽくなるように画用紙で頭を作り、シールやペンで黒ブチもようをつけたら完成です。さらに箱に入れてびっくり箱風にしても楽しいでしょう。
ぽんぽこ太鼓人形
レベル
材料
・発泡スチロールの玉直径3cm×2個
(手芸用品店などで買えます)
・竹ひご(約30cm)
・どんぶり型カップめんの容器
・工作用紙
・割りばし
・色画用紙
・はさみ
・セロハンテープ
・シール
・ゴム系接着剤
作り方
図のように牛乳パックの側面を幅6cmに切って開いた半分を使います。1/3くらいの場所に折り目をつけます。
竹ひごを半分に切って、それぞれ発泡スチロールに刺します。
これを先ほどの牛乳パックの部品を2等分したものにセロハンテープで固定します。さらに図のようにたがいちがいになるようにセロハンテープでとめます。
次にたいこを作ります。カップめんの容器を工作用紙にあて、型を取って切ります。これを容器のフタにしてセロハンテープでとめます。牛乳パックの残りで図のような部品を作って、たいこにはります。
さっきはった部品に、バチのついた部品をつけます。これに好きな動物の顔や手などでかざりましょう。たいこもシールなどでかざりつけると良いでしょう。
後ろ側から割りばしをつけると、人形が動き、たいこを鳴らせます。
おわりに
楽しみながら行える簡単な自由研究用の工作を紹介しましたが、いかがでしたか?
動かして遊べるおもちゃは作るのも楽しいですし、見栄えもするので人気の自由研究です。しかも、今回紹介したのはどれも簡単に作れます。カッターの使用がないのは親御さんも安心ではないでしょうか?
何をしようか悩んだまま夏休みがもう終わってしまうという状況でも安心して取り組めますから、ぜひ参考にしてくださいね。