重曹で掃除する時の使い方は?洗濯機や換気扇フィルターも掃除できる?

年末が近づくと、いろいろなイベントの準備で忙しくなりますよね。同時に、新年を気持ちよく迎えるために一番必要なのは、大掃除です。

普段からしっかりやっているお宅なら、普段に少し毛の生えた感じで済ませてしまうかもしれません。

でも、忙しい現代社会では、共働きが当たり前、子供たちもスケジュールがいっぱいなんてことが普通かもしれません。

そこで、今年の大掃除からは、手軽に使える重曹でのお掃除を提案したいと思います!

重曹でお掃除って、いったいどこまで出来るのか?って思いますよね?

今回は、重曹をお掃除に取り入れた使い方を紹介します。洗濯機や換気扇のフィルターなども手軽にピカピカにできるのです!

これを知ると、毎日のお掃除がぐんと楽になり、結果的には、大掃除の時間がうんと短縮できるかもしれませんよ!

重曹は大掃除で大活躍!

重曹というと、お菓子や料理に使うものというイメージが大きいと思います。でも、最近はスーパーやホームセンターの掃除用コーナーに置かれていることもあり、そのスペースは確実に増えています。

粉状になっているので、後処理などが大変そうと敬遠している方もいるかもしれません。

しかし、粉状だからこそ、重曹はいろいろなアレンジが効くのです。

重曹アレンジ

掃除をする場所によって、重曹にひと手間かけることで、その力を発揮できるのです。

1.重曹スプレー…ぬるま湯100ccに対して、3gの重曹を加えスプレーボトルに入れれば出来上がり。

2.重曹ペースト…重曹と水を2:1の割合でこねれば出来上がり。

3.重曹ホイップ…重曹1カップに液体せっけん4分の1カップを少しずつ混ぜてもったりした硬さに調整していく。場合によっては水を加えて、よく混ざったら、酢大さじ1を加えて発泡させてホイップ状にすれば出来上がり。

4.重曹+酢…重曹と酢はアルカリ性のため、組み合わせることで、ぬめりなどの酸性の汚れが気持ちよく落とせます。

キッチンのシンクなどは、そのまま重曹を汚れに振りかけて、スポンジでこすれば、びっくりするほど簡単にきれいに落ちます。

また、シンク、浴室、洗面の排水溝などにも重曹を振りかけ、④のように酢を上から振りかけて30分ほど置いてから、熱湯を流せば、ぬめりやヌルヌルと同時に、悪臭も防ぐことができます。

重曹で洗濯機を掃除してみよう

洗濯機って、汚れた洗濯物をきれいにしてくれる家電ですが、汚れを取る分、内部には洗濯物から出た汚れをため込んでしまいますよね。

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見た目は分かりにくいですが、やはり定期的に洗浄してあげる必要があります。洗濯槽クリーナーももちろん市販されていますが、実は重曹でも出来ます。

洗濯槽クリーナーと手順はほぼ同じですが、脱水モードにはせず、重曹を入れたまま1度洗濯機を回したら、一晩おいておきましょう。


出典:lifefull.jp

翌日に洗濯機を開けてみると、かなりの汚れに驚くかもしれませんが、浮いていた汚れをしっかり掬い取りましょう。

その後、もう一度洗濯機を回して、再び汚れが浮いてきたら取り除き、排水後洗いとすすぎで脱水させれば完了です。

この作業をしっかりすることで、洗濯機自体の汚れもしっかりとれ、洗濯物への逆戻りもせず、結果的に長持ちさせることにもつながります。

重曹で換気扇を掃除してみよう

大掃除では1年の汚れをしっかり落とすことが目的ですが、逆に言えば、1年間ないがしろにしていた場所の掃除をすることも多いですよね。

換気扇などはその代表選手ではないでしょうか!

調理毎に毎回掃除するわけにもいかない分、ギトギト汚れのこべりつきには、うんざりしてしまいますよね。

ここでも、是非重曹を利用してみましょう。

ギトギトベタベタとした油汚れに、回すたびについてくる埃とともに、年末には悲しい状態になっている換気扇ですが、これは②の重曹ペーストを使うことで、面白いように落ちますよ。

重曹ペーストを換気扇の羽の上にたっぷり塗り込んで、しばらく放置します。
その後ふき取るか、洗い流すだけで、かなりきれいになります。

細かな部分は、古い歯ブラシなどに重曹ペーストをつけてこすると、簡単に落とすことができます。

今年は、重曹を駆使して、汚れが落ちる気持ちよさをしっかり味わってみてはいかがでしょうか。

おわりに

私は、掃除がとても好きとか、得意というわけではありませんが、だからこそ、掃除用品は大好きです。どれだけ効率よく、楽にきれいにすることができるかは、道具や洗剤にかかってくると思っています。

もちろん、基本的に掃除好きな人であれば、どんな道具であれ洗剤であれ、その時間を楽しむことができるのだから、関係ないかもしれませんね(笑)。

たとえきれいになっても、手荒れを気にしたり、環境によろしくなかったりするものは、できるだけ使いたくはないのも本音ですが、数年前の重曹との出会いで、「エコ・楽・コスパ良し」を知ることができました。

今では、「道具や洗剤からの遊牧民」生活から抜け出し、日々&大掃除は重曹が大活躍しています!