私も経験済みなのですが、なんだか熱っぽくて体がだるい、と感じる期間を体験した人も多いと思います。それが高温期で、それも10日目ともなると妊娠しちゃったかな?と思ってしまいますよね。
でも、焦って妊娠検査薬を使用(フライング検査)して陰性の結果でがっかり、なんてこともあります。そういった早い時期の検査で結果がそうであったとしても、その後再度検査をして陽性になることはあるのでしょうか?
高温期10日目の症状について
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人それぞれですが、・眠気・だるい・なんとなく腰や下腹部が痛む・胸の張り・吐き気といった症状があるようです。
私の場合、普段の生理なら下腹痛や胸、特に乳首が痛いと感じるのですが、妊娠していた時は、乳首が何かに触れただけで、飛び上がるくらいに痛かった記憶があります。熱っぽいのもありましたが、実際に体温を測ってみると、36.9度と微妙です。
この様な症状は妊娠初期の症状とよく似ています。ですが、それだけで判断はできません。
体の中の状態は?
妊娠していた場合、つわりの症状が出ます。ムカムカや吐き気、時には立ちくらみなど貧血様の症状が出る時もあります。
精子と卵子が受精すると、一般的には7~10日目頃に着床します。それに当てはめると、排卵日の翌日を高温期1日目とするので、高温期10日目には着床している可能性が高いといえます。またホルモンの変化により、つわりといった妊娠初期症状が表れます。
しかし、受精しなかった、あるいは着床しなかった場合には、症状も治まり、数日後には生理が始まります。
フライング検査について
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hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン、妊娠すると産生されるホルモン)は、高温期のおおよそ9日目から急激に量を増やすとされています。なので、10日目でも検査は可能です。
ただし、人によってホルモンの分泌量や時期は様々ですので、妊娠していても陰性の結果が出るときがあります。市販の妊娠検査薬を使用するときは、少なくとも12日以降が望ましいと思います。
陰性から陽性になることもある?
妊娠したしるしのひとつとして、妊娠様出血または着床出血というものがみられることがあります。ほんの少量の出血なのですが、その出血がみられた場合、かなりの確率で妊娠していると言えます。
フライング検査をした時点では陰性の結果となったものの、その後生理予定日の1週間後を超えて再検査を行うと、陽性反応に転じることがあります。
つまり、早くからの検査は、ストレスを感じる場合が多く、早期でも次回生理予定日の1週間後に検査を行えば、検査結果も確実なものに近づくというわけです。
フライング検査は必要ない?
妊娠を早く知る上では必要でしょう。もし、早期の検査で陽性が出たなら、妊娠している可能性は高いです。陽性とわかった時点で注意することにより、流産のリスクが減ります。
おわりに
生理前や妊娠時には不快な症状がつきものです。その症状が出る理由を知ることは、ある意味必要だと思います。大事なことは、陰性であれ陽性であれ、結果に振り回されないことです。
フライング検査も、今の自分の状態を知るための一つの方法であると認識しておくだけで良いと思います。