妊娠中期のお腹の張りの原因は胎動?痛みがあると危険って本当?

妊娠中期にもなると胎動も感じ始めるので、ますます実感が湧いてくると思います。と同時にちょっとしたお腹の張りや痛みに敏感になるのも事実。そんな症状も、原因が分かれば安心できるものです。

少しでも楽しい妊婦生活にするために、不安を解消していきましょう!

妊娠中期について


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妊娠すると、精神的にも肉体的にもどんどん変化していきます。特に子宮は著しく大きくなります。普段はお腹を触っても固い感触はないですが、敏感な人なら妊娠初期でも下腹部(恥骨の上部)を触ると、固い感じがすると思います。

妊娠中期にもなると、だんだん落ち着いてきて安定期に入ります。お腹はさらに大きくなっていくので、体の不快感や痛みといった症状が出やすくなる時期でもあります。

妊娠中期におきやすいお腹の張りとその原因


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妊娠中に感じる不快感は、「お腹が張る」「突っ張った感じがする」「恥骨部分が痛い」などがあります。子宮は筋肉で出来ているので、何らかの刺激が加わると筋肉が収縮してお腹が張ったような感じを覚えます。

子宮の筋肉が収縮されると、子宮の下部を支えている子宮円策という組織も引っ張られます。そのため、太ももの付け根が痛いと感じることもあるでしょう。また、大きく重くなった子宮のために、恥骨あたりが痛むこともあります。

しかし、多くの張りや痛みは生理的なものですから、お腹が張ったりしたときには横になって休むと治まることが多いので、あまり深刻に考えないようにしましょう。

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つわりも治まると、活動的になる人もいますが、動くことでお腹が張ることも多いので、歩く時も早さを意識したり、家事も休み休みにするなどして体をいたわりましょう。

胎動でもお腹が張ったりする?


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経産の人は、早い時期から胎動を感じることが多いと思いますが、一般的には妊娠5ヶ月を過ぎたころから胎児の動きを感じることが出来ます。

胎動によって子宮に刺激を与えられるので、お腹が張ったり痛くなったりすることはあります。妊娠後期にもなると、お腹の赤ちゃんも大きく成長しているので、ぽんと蹴られただけでも肋骨にあたって、お腹ではないところも痛むことが出てきます。

張りや痛みが長く続いたら危険なサイン?

お腹の張りも痛みも、心配のない場合がほとんどだと記しましたが、中には子宮の異常のために痛むこともあるので、張りや痛みが長く続くときは、すぐに診察してもらいましょう。

<危険なサイン>は、痛みや張りが治まらない、強烈なお腹の張りと共に出血がある、気分が悪い、頭痛、貧血のような症状、などです。この様な症状までいかなくても、何か気にかかることがあるときは、迷わずかかりつけの医師に相談しましょう。

おわりに

何よりも心配なのは、出血した時だと思います。出血したら、色や量に注意します。薄いピンク色だとまず心配ないと思われますが、鮮血は今出血している状態なので、量が多い時や少なくても長く続く時は、すぐに診てもらいましょう。

実は私も出血とお腹の張りを経験していて、妊娠7ヶ月からもう子宮口が開いていました。原因は「バタバタ」し過ぎと「前置胎盤」。でもこれは稀なことです。

ほとんどは安心していいと思いますが、大事な命のこと。心配な症状が出たら、まずは医師に相談してみましょう。