これまで順調にきていた生理が、なぜか今回は遅れていて、「ちょっと心配・・・」という経験がある方は多いのではないでしょうか。2~3日の遅れ程度ならあまり気になりませんが、1週間以上も遅れると、心配になりますよね。
「生理が遅れている=妊娠?」と考えてしまいがちですが、生理が来ない原因は妊娠以外にもいくつかあります。ただ、生理前によくあるような腹痛を伴う場合は妊娠の可能性も捨てきれません。
そこでこの記事では、生理が遅れている場合の理由と原因について、くわしくご紹介したいと思います。
生理が遅れる理由は?
妊娠かも?
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生理が遅れている場合、真っ先に思いつくのは妊娠ですよね。避妊して仲良しを行ったとしても、100%妊娠を防げるわけではないのですから。
妊娠している場合、生理予定日のあたりから腹痛がおきることがあります。チクチクしたり、引っ張られるような痛みを感じたり、普通の腹痛とは違う感じの痛みの場合です。
腹痛に違和感がある場合は早めに受診するようにしてくださいね。
ホルモンのバランスが崩れている?!
生理は、エストロゲンとプロゲステロンという2つの女性ホルモンが分泌されることによっておきています。これら女性ホルモンだけでなく、様々なホルモンのバランスが、何らかの原因で崩れると、生理の周期が乱れてしまうことがあります。
原因1.ストレス
ストレスがたまると、脳から出される女性ホルモン分泌の指令が、うまく伝わらなくなってしまいます。これは、その指令を出している脳下垂体がストレスの影響を非常に受けやすいためです。
原因2.薬を飲んでいる
胃薬、吐き気止め、抗うつ剤などの薬を服用していると、ホルモンの分泌量が変化してしまうことがあるそうです。心配な場合は、お医者さんや薬剤師の方に相談してみましょう。
原因3.不規則な生活
睡眠不足と食生活の乱れは、自律神経の乱れを引き起こし、その結果ホルモンのバランスが崩れてしまいます。特に、睡眠時間はホルモンの分泌と深くかかわっているので、たまに夜更かしするくらいならいいですが、頻繁な睡眠不足は生理の遅れに大きな影響を及ぼすので、注意しましょう。
原因4.運動不足
運動不足により、筋肉が減少して脂肪が増えます。脂肪は女性ホルモンを吸収しようとするらしいので、脂肪が増えた分だけホルモンが減ってしまうことになってしまいます。
病気かも?
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卵巣や子宮の病気にかかった場合、生理の周期が乱れてしまうことがあります。このような婦人科系の病気は、自覚症状があまりないことが多いので、妊娠の可能性がなくて2ヶ月以上生理がこなかった場合は受診するようにしましょう。
早期閉経?
40歳未満の方が閉経することを早期閉経といいます。原因はよくわかっていませんが、ダイエットのやりすぎや生活習慣の乱れなどが原因の一部ではないかと言われています。
生理が遅れている場合に自分でできる対処法は?
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ストレスをためない
生理の遅れを気にしすぎると、余計にストレスがたまってしまうので、できるだけ気にしないようにして、心も体もリラックスするようにしましょう。ぬるめのお風呂で体を十分にあたためるのが、一番手軽なリラックス方法ですよ♪
バランスのとれた食事
外食が多い人は、できるだけ野菜を多くとるようにして、栄養バランスがとれるように心がけましょう。体を温めてくれる食事がいいですね。
マッサージ
「三陰交(さんいんこう)」という、足首の内側のくるぶしから、5センチほど上のツボは、卵巣や子宮の調子を整えると言われています。このツボをお風呂から出た後にマッサージしてみましょう。
おわりに
いかがでしたか?生理の遅れを気にしすぎるのはよくありませんが、まったく気にしないのも問題です。
普段から、生理のことはもちろんのこと、体調管理にも気を配り、「いつもと違うかも?」と感じたら、早めに受診するようにしてくださいね。