梅雨が明けると、太陽が照りつける暑い季節が一気にやってきます。お子さんがいるご家族にとっては、長い夏休みを、どんなイベントで乗り切るか、プランを立てることが楽しみになってきますよね。
日中はプールや避暑に出かけることも多くなる季節ですが、他のどの季節よりも、夜のイベントが盛りだくさんになるのも、夏ならではです。
やはり、夏といえば、夜空に大輪の花を咲かせる花火大会が風物詩といえます。
短い期間に、関東近辺でも多くの花火大会がありますよね。
それぞれ特徴ある花火大会ですが、2017年の今年は川崎の「多摩川花火大会」にスポットを当ててみたいと思います。
今年の多摩川花火大会の日程は?場所取りは必要?少しでも混雑を避けた穴場スポットって?川崎側VS世田谷?…といった、ちょっと早めに知りたい情報を集めてみました!
2017年「多摩川花火大会」と「たまがわ花火大会」の違いとは?
出典:www.the-season.net
花火大会は川沿いで打ち上げられることが多いですよね。多摩川花火大会も例外ではありません。「多摩川」と名がついているので、川を探せば、だいたいどのあたりで開催されるかわかりやすいです。
ただ、この「多摩川花火大会」の日は、同時に「たまがわ花火大会」の日でもあるのです。
花火大会で検索してみると、漢字表記とひらがな表記があるので、「おや?」と思われる方も多いようです。
ひらがな表記の「たまがわ花火大会」は、東京都世田谷区開催のものですが、漢字表記の「多摩川花火大会」は神奈川県川崎市主催になります。
2つの花火大会が同時に楽しめる、まさに『二度おいしい』花火大会なのです。
日程について
多摩川花火大会は、ここ数年8月の第4土曜日に開催されていましたが、今年は例年のように、第3土曜日に開催されます(雨天中止)。
時間 19時から20時まで
多摩川花火大会の見どころは?
出典:www.city.kawasaki.jp
多摩川花火大会では、都心と違ってビル群などがないため、比較的その美しさを堪能できることが人気につながっています。
1時間で、12000発もの花火が打ち上げられるので、見ごたえも十分ですよね。多摩川河川敷が会場となる川崎市側では、花火と同時に音楽でも豪華さを表現する「ハナビリュージョン」も行われるので、新しい楽しみ方ができます。
穴場スポットは?場所取りも必要?
小さなお子さんがいる家庭では、できるだけ混雑を避けながら、夏の夜のお出かけを楽しみたいですよね。多摩川花火大会でも、そんな穴場スポットはあるいくつかあります。
宇奈根公園
出典:twipark.jp
人気の穴場スポットです!
日本体育大学世田谷キャンパス
出典:www.yarc.jp
距離はあるものの、2会場とも鑑賞可能!
246号高架下駐車場
小さなお子様連れの家族にはおススメ!
玉川高島屋屋上
出典:yakei.jp
お買い物ついでに高い位置からの鑑賞!
いずれも、花火大会の会場からは、距離があったり、最寄りの駅からは離れていたりすることがほとんどです。ナイアガラといった下の方で楽しむ花火の美しさは、間近に感じることはできません。
でも、音を感じることもできますし、打ちあがる花火は、夜空に目を向けることで十分堪能することができるはずです。
花火のスタート時刻は19時からです。たとえ離れた場所でも、確保しておきたい場合は、やはり、17時ころには現場に到着したほうが良いですね。
もちろん、花火を鑑賞するというすべての人の共通の願いを叶えるために、それぞれは、しっかりマナーを守って行動することが一番大切ですよ。
おわりに
日本人は夏の花火を見て、季節を感じるもの。大輪の花が夜空に咲く華やかさと、すぐに消え失せてしまうはかなさ併せ持つ花火が大好きですよね。
毎年どこの花火大会も、大混雑は必至です。早くから場所取りをしたり、人の波や車の渋滞など、大変なこともありますが、今年は「多摩川花火大会」で家族の思い出作りをしてみてはいかがでしょうか?