結婚式の祝儀袋ってどうやって書くんだっけ?と悩んだ事はありませんか?頻繁に書く訳ではないので、正直戸惑う事も多いかと思います。
そこで、今回は祝儀袋の書き方や金額、また、金額を書く時は横書きなのかなど、祝儀袋に関するマナーをまとめました。
祝儀袋が必要になった時に慌てなくて済むように、覚えておくと安心かと思います。参考になればうれしいです!
祝儀袋のマナー
祝儀袋には、決まったルールがいくつかあります。決められたルールを守って、スマートに祝儀袋を渡したいものです。
1.毛筆や筆ペンを使用して書く
基本的に、筆文字で書くことが重要です。表書きはもちろんですが、中袋まで筆文字で書けるとベストです。筆文字に自信のない人は、中袋はサインペンでも大丈夫です。楷書で丁寧な文字を心がけましょう。
2.祝儀袋を選ぶ時にも注意が必要
祝儀袋なら、何を使ってもいいと言う訳ではありません。包む金額によって祝儀袋も金額にふさわしいものを選ぶことが大事です。
目安として言われているのが、包む金額の1/100程度の価格の祝儀袋を選ぶという事です。包む金額が3万円以下なのに見た目だけでも豪華にしようと高い祝儀袋を選ぶことはマナー違反です。
3.新札を必ず使用すること
祝儀袋に包むお札は必ず新札にしましょう。あらかじめ、銀行で用意しておけば、慌てずに済みますね。
祝儀袋の書き方
出典:www.mwed.jp
祝儀袋の書き方ですが、まず、中袋から。中袋には、包んだ金額を表側に。裏側には、贈り主の住所と氏名を書きます。金額を書く時は、中央に「金〇萬圓」と大字を使って書きます。
住所と氏名は、左下に縦書きで書きましょう。大字を使うのは、数字の改ざんができないようにする為です。少し難しいですが、丁寧に書きましょう。
大字は次のようになります。
一・壱
二・弐
三・参
四・肆
五・伍
六・陸
七・漆
八・捌
九・玖
十・拾
万は萬、円は圓と書きましょう。
ボールペンや万年筆は使用できません。中袋にも使用しないように気を付けましょう。筆ペンで丁寧に書くのも苦手、という人には、最近は筆ペン風のサインペンも市販されています。
インクの色は、はっきりとした黒色でしっかり濃く書きましょう。薄墨はNGですので注意しましょう。
金額を書く時は横書き?
出典:nonbiri-kuraso.com
金額を書く時は横書きなのか?悩むところですね。調べてみると、横書きの場合は数字を使って良いとされていました。大字を使っても良いそうです。例としては、こんな感じです。
- 金参萬圓
- 金30,000円
また、最近では、中袋にすでに金額を記入する欄が印刷されているものもあるようです。この場合は、その欄を使用して記入しましょう。
「也」ですが、これは付けないのが一般的です。10万円以上の高額を包む時には付けても良いのですがそれ以外の場合は付けません。
おわりに
お祝い事に使う祝儀袋なので、しっかりマナーを守って相手の方に渡したいものです。ひとつひとつ確認してみると、そんなに難しい事はありません。失敗が無いように、準備したいですね。
割とよくあるケースが、祝儀袋にお金を入れ忘れるといったケースです。この様なことがないように、落ち着いて用意したいですね。
マナーを守れば、人とのお付き合いもしやすいですし、円満な関係を保つことができます。マナーを守る事は大事な事なんですね。
また、新札を忘れてしまった時にはこんな裏技が。アイロンでお札を綺麗に伸ばす事ができます。この時、アイロンの温度には気を付けてくださいね。でも、一番良いのは、こんな裏技使わずに新札を準備しておくことですね。