妊活を意識したら、まず見直さなくてはいけないのが、生活習慣ですよね。
できるだけ健康な状態で、元気な赤ちゃんを授かりたいと思うのは当然のこと。
女性の場合、そんな体メンテナンスで一番大切なことは、基礎体温を付けることだと思います。
長く記録をつけていれば、自分の体調と基礎体温のグラフの形との関係が分かってきたりするものです。
妊活をスタートしたら、排卵日をしっかり見極め、その後は高温期がいつまで続くのか?ということが気になりますよね。
今回は、高温期の11日目にスポットを当ててみたいと思います。
本来、高温期が12日以上続くことで、市販の検査薬もその精度が増すと言われていますが、高温期の11日目に検査することあるようです。
そんな時は、本当に正確に反応は出るの?もし陰性でも、その後に陽性になることもある?といった話もあるようなので、合わせて調べてみました。
高温期11日目に体の中はどうなっている?
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基礎体温をつけている人なら分かると思いますが、妊娠していない女性の基礎体温は、一般的に低温期と高温期の2層の繰り返しになっています。
注目すべきは、基礎体温表から、12日目以降も高温期が続くかどうかということです。
一般的には、精子と卵子が受精してできた受精卵は、1週間程度で着床がスタートし、完成するのが12日目ごろと言われています。
その後、下がるはずの体温が下がっていかずに高温期を続けているようであれば、めでたく妊娠したということになります。
妊娠がはっきり分かると、ホルモン分泌量が変化するため、様々な症状が出てきますが、高温期12日より前にそういった症状が現れる場合もあるようです。
高温期11日目の症状とは?
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高温期12日目以降になると、つわりのような症状が出てくる人もいるようですが、高温期11日目はどうでしょうか?
高温期11日目でも、早い人は頭痛や腰痛、吐き気、おりもの増加といった症状が現れることもあるようです。
ただし、そういった不快感は、生理前とよく似ている症状のようなので、少し吐き気があるといっても、すぐに妊娠したというのは難しいかもしれません。
高温期の11日目では、たとえ妊娠していても、人によっては症状が出ないこともありますから、正直難しい判断だと言えます。
高温期11日目に体温が下がったら?
高温期12日目を待たずに、高温期11日目で、体温が下がってしまうことがあります。
高温期11日目に、たとえガタンとグラフが下がってしまっても、実は妊娠している可能性もあるのです。
もちろん、高温期11日目に体温が下がり始めて、その後に生理が来るようであれば、当然妊娠はしていませんが、12日目からまた上がりだす人もいます。
「インプランテーションディップ」と呼ばれるもので、受精卵が着床時に一時的に体温が下がる状態を指します。
ですから、11日目にガクンと基礎体温が下がったからと言って、『今回は無理だったか~』と諦めるのは早いのです!
高温期11日目で陰性でも妊娠することはある?
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また、高温期11日目に、市販の検査薬で反応をみることを「フライング検査」と言います。
ただ、これは一般的な市販の妊娠検査薬を使用することでフライングといわれてしまいますが、高温期11日目でも、早期妊娠検査薬というものを使用することで、妊娠の可能性を知ることが可能になります。
高温期11日目で一般の妊娠検査薬では陰性だったということはよくあります。でも、高温期11日目でも、早期妊娠検査薬で調べてみると、陽性であるということがあるようです。
早期妊娠検査薬を使わなった場合は、一般の検査薬で陰性が出る可能性は高くなりますから、同時に基礎体温もつけ続けながら、高温期14日、つまり生理の予定日になるのを待ってみてはいかがでしょうか?
おわりに
しっかり基礎体温をつけていても、仕事が忙しかった、精神的にキツイ時があった…など、体も心もある程度影響してくることが、グラフからも読み取れるようになります。
客観的に、『実はダメージくらってるな~』なんてことも、結構素直にでることも、私にはありました。
妊活をして、もしかして!と妊娠検査薬を使った時、しっかり反応が出たときは、飛び上がるほど嬉しかったと同時に、本当かな?と疑う気持ちもあったことも確かです。
検査薬は、もちろんある程度の精度はあるようですが、それでも、少しでも思い当たるようなら、病院に行って、きちんと診断してもらった方が安心だと思いますよ。