妊活している女性にとって、基礎体温は体の変化のバロメーターとして、しっかりつけていると思います。
毎日体温グラフをつけている中で、体調の異変に気が付くことがあるのが、高温期7日前後のようです。
今回は、高温期が7日目になったとき、体にはどのような変化が現れるのか、
腹痛、あるいは下腹部が痛くなったりしたときは、もしかして陽性なの?なんて疑問についてまとめてみました。
高温期7日目の体の中は?
出典:www.sciencedaily.com
高温期の7日目に腹痛や下腹部痛があった、という妊婦さんは結構多いようです。
排卵日の翌日から数えて高温期7日目は、ちょうど受精卵が着床したかも…くらいの日にあたります。
着床は遅くとも10日目にはしているので、もし、着床ができなかった時は、それから数日すれば、生理になってしまいます。
ですから、「高温期7日目=着床が確実」ということではないようです。
高温期7日目の下腹部痛は可能性あり?!
ただ、高温期7日目に、なんだか鈍い腹痛を感じる、下腹部がシクシク痛んだという経験がある女性もいます。
医学的には解明されていませんが、早い人で高温期7日目に着床したとき、痛みを感じるのは、子宮内膜の壁に根を下ろすときの痛みなのでは?といわれています。
最近では、妊娠初期の更に前段階で体の変化を感じる人もいて、妊娠超初期症状の一つとも言われてはいます。
下腹部に感じる痛みには、個人差があるので、感じ方はそれぞれです。
- 足の付け根が突っ張るような痛み
- 生理痛によく似ていた
- 1週間ほど鈍い痛みが続いて不安になった
- 下腹部ではなく、腹痛のほうが続いた
どれも着床痛を裏付けるものではないので、下腹部痛などがあったから、確実に陽性であるとは言えない現状です。
高温期7日目に起こりやすい体の変化とは?
出典:www.abc.net.au
とは言っても、高温期7日目の下腹部の痛みは、陽性なのでは!と期待してしまう人もいます。
もし、妊娠に成功していたら、高温期7日目には下腹部痛など以外で、どんな症状が出てくる可能性があるのでしょうか?
- 熱っぽく、だるい感じになる
- 胸の張りを感じる
- ちょっとしたことにイライラしてしまう
- 胃痛やむかつきを感じることもある
個人差があるので、下腹部の痛みに加えて、上記のような症状があるときは、高温期7日目でも、妊娠の可能性はあるかもしれません。
痛みもむかつきや不安定な感情も、症状として全くでない妊婦さんもいますので、体の変化はあくまでも目安にしておきましょう。
でも、下腹部痛などを『悪い病気かも!?』と気に病んでしまうより、こういった症状も妊娠超初期状態の1つと理解しておくことで、無駄な不安はなくなりますよね。
ただ、高温期7日目では、フライング検査をしても、本当に正しい判断が出るとは限りません。
はやる気持ちを抑えながら、妊娠検査薬の判定などは、生理予定日の1週間後にした方が、より正確な結果が出てきますよ。
おわりに
妊活をスタートしたら、少しでも早く結果を出したいですよね。基礎体温が高温期になると、『そのまま続いて!』と切に願ってしまうことでしょう。
着床により感じる痛みは、個人差があるので、たとえ7日目前後に痛みなんて感じなかったという場合でも、可能性がゼロではありません。
基礎体温をしっかり継続してつけて、体に無理のないよう、妊活終了まで、ゆったりとした気持ちで過ごしてみてはいかがでしょうか。