秋の花粉症と言えば、ブタクサやヨモギなどの植物が思い浮かびますが、実は、花粉以外の原因があるようです!毎年、花粉症を発症する人は増え続けるばかりです。
そこで、国民病とも言われている花粉症の中でも、発見しづらい秋の花粉症の原因を調べてみました。
原因と症状を一覧にしましたので、参考にして秋の花粉症対策を始めましょう!!特に、お子さんには注意してあげたいですね。
秋の花粉症の原因は植物だけじゃない?!
秋の花粉症の原因とは?
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秋の花粉症の原因と言えば、植物の花粉のイメージがありますが、実は、様々な原因があったのです!夏の終わりから秋になると、鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどの症状が出る事があります。
ブタクサやヨモギなどの近くに行った訳でもないのに、どうしてなんだろう?と、不思議に思っている方も多いのではないでしょうか?
昆虫アレルギー
秋の花粉症の原因は、「虫」が原因になっている事があるんです!!ゴキブリ、蛾、ダニ、などの馴染みのある昆虫がアレルゲンの原因になっているのです。
夏の間に繁殖した虫の死骸が、秋になって乾燥し、粉々になって空気中を舞います。それを、埃と一緒に吸い込んでしまい、喘息やアレルギー性鼻炎になってしまうのです!
昆虫が引き起こすアレルギーは、あまり知られていませんが、蛾がアレルゲンとなりアレルギー性鼻炎を発症した人が、3人に1人いると言った話もあるので 注意した方が良いでしょう。
ハウスダスト
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皆さんもよくご存じのハウスダスト。これは、室内にたまる埃やダニ、カビ、ペットの毛などになります。ダニは、ハウスダストの中でも家庭の中にあるアレルゲンのトップになります。
アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎などが発症する事がありますので、特に、小さいお子さんのみえるご家庭は注意しましょう。
食物アレルギー
秋の花粉症、ではありませんが花粉症と関係があるのでご紹介します。実は、花粉症は食物アレルギーを併発していることが多く、キュウリ、ニンジン、メロン、スイカ、バナナなどが特に多いケースです。
食べると、口やのどにピリピリした刺激や、目が腫れ上がるなどの症状があります。重い時には、アナフィラキシーショックを起こすこともあり、恐ろしいアレルゲンです。
対策は共通しています!
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秋の花粉症の対策法は、どの例にも共通しています。まず、第一に、埃やハウスダストが空気中を舞うことが無いように、小まめな拭き掃除と加湿をします。清潔な環境と適度な湿度を保っていれば、アレルゲンを吸う危険度が低くなります。
布団やまくらにはダニが多く生息していますので、市販の布団専用掃除機を利用して、徹底的に掃除すれば、寝ている間にダニの死骸を吸い込むこともなくなります。小さいお子さんには、特に注意してあげたいですね。
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枕カバーやシーツなどの洗濯も、小まめに行いましょう。じゅうたんやカーペット、ラグなどは、使わない方が良いでしょう。ダニの温床になりやすいですし、掃除もしにくいです。拭き掃除ができる、フローリングがオススメです。
アレルゲンを減らすことを心がけると、快適な生活環境になるでしょう。実行すれば、アレルギーを発症する可能性が低くなります。
子供のアレルギー対策
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花粉症になると、抵抗力の低い子供は様々なアレルギー症状を併発する事があります。日頃から、家庭内の環境を整えたり、アレルギーが心配な子は、外出する時は帽子やマスクをしたり、花粉用のメガネをかけさせましょう。
綿やポリエステルなどの、花粉が付きにくく、払い落としやすい服装をさせ、帰宅後の手洗いうがいや洗顔も習慣になると良いですね。
重症化すると大変なので、心配な時は早めに専門医に相談しましょう。自己判断が、子供にとって良くない時もありますので、気になる症状がある時は相談です!!
おわりに
秋の花粉症の原因が、花木などの植物だけではないと知って、驚きました!!花粉症の症状はツライので、小さいお子さんのみえるご家庭は特に注意した方が良いと思いました。
予防が大切であり、発症してしまったら早目に病院へ行く事が悪化させないポイントです。思い当たる方は早目の対策をして下さいね!