秋になると過ごしやすい季節になり、お月見をしながら外でゆっくりしたくなりませんか?秋は、空気が乾燥して澄んでいるので月が綺麗に見えるんですよ!
ところで、中秋の名月の意味をご存知でしょうか?そして毎年、中秋の名月の日は変わることをご存知でしょうか?
今年の中秋の名月はいつなのか、さらに、中秋の名月のオススメの過ごし方をご紹介したいと思います。今年は、家族みんなで楽しんでみませんか?
中秋の名月の意味とは?
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中秋の名月とは、どんな意味なのかご存知でしょうか?よく言われるのは、稲などの作物の豊作をお祈りするためのお祭りという説です。月見団子や里芋などの食べ物や、ススキを飾って月を眺めます。
中秋の名月はいつ?
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2016年の中秋の名月は、いつかご存知でしょうか?今年は、9月15日になります。
実は、中秋の名月は旧暦の8月15日であり、新暦に直すと日にちにズレが生じます。ですので、毎年変わってくるんですね。中秋の名月は、旧暦の8月15日の秋の1日だけです。毎年、1回だけの楽しみですね!
お供え物はどんな風に飾るの?
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稲などの穀物の収穫に感謝することから、米粉でできた月見団子をお供えするのが一般的ですが、苦手な人もみえると思います。そんな方にも楽しめるように、最近ではどら焼きやおまんじゅうなど、十五夜のお菓子として多く販売されるようになってきました。
中秋の名月では他にも、里芋やさつまいもといった芋類もお供えしますし、旬の野菜や果物なども食べる前にお供えすることもあるようです。食べ物に感謝する、という意味ではお子さんと一緒にお供え物を飾る準備をする事をおススメします!
飾る場所ですが、床の間や月から見える所にお供えしましょう。私の小さい頃は、家族で庭に出て、お月さまの見える縁台に飾っていました。ススキを一緒に並べて、月を眺めた後にお供え物を食べていました。
簡単ですが、毎回楽しみでしたよ!
お子さんと楽しむ中秋の名月
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庭やベランダがあるお宅なら、夕ご飯は、月を見ながら食べるのはいかがでしょうか?食卓から窓の外の月が見えるならそれもいいですね!
お供え物を飾り、月を見ながら食べたり、飲んだり。楽しそうですよね!月にまつわる話をしながら家族でゆっくり過ごすのも良いのではないでしょうか?
ご飯が済んだら、お供えした月見団子などをデザートにいただきましょう!お供え物は食べるものです。感謝しながらいただくことに意味があります。月見団子が用意できなくても、家族の好みのお供え物でも十分だと思います。
月見団子は、十五夜にちなんで15個お供えします。ですが、最近は、家族の人数も減っているので、残さず美味しく頂ける数でもいいのではないか?と思います。
食べ物に感謝するお祭りなのに、食べ物を無駄にすることは、家庭ではする必要はないかと思います。
ススキを準備してみよう
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最近は、ススキもお花屋さんやスーパーで見かけることが多くなってきました。買うのもいいのですが、お庭や近くの堤防、広場などにススキが生えていれば、お子さんと探しに行ってみるのもおススメです。
お供え物を準備するところから、楽しい思い出になると思います。ぜひ、準備するところから関わらせてあげて下さい!月やウサギにまつわるものを集めるのも楽しいでしょう。
ススキ以外の野草なども一緒に飾るのも素敵です。ススキを探しに行くときは、私有地などには入らない、立ち入り禁止の場所には入らないなど、気を付けてくださいね。
家庭で楽しむ中秋の名月なので、あまり形にこだわらず、月、ウサギ、月見団子、ススキ、などのキーワードを意識するともっと身近に感じられ、気軽に実行できると思います!
おわりに
今回は、お子さんと楽しむ中秋の名月という事で、自分の子供の頃と子供たちが小さい頃を思い出しながら書きました。お金をかけなくても、昔からの習慣をやってみる、という事が大事なことだと思いました。
ささやかな楽しみですが、みんなで集まって一緒に何かをする事は、とても良い思い出になります。いつもとは少し違う、特別な夜を過ごしてみましょう。
ぜひ、お子さんや家族と、お月見をしながらいろんな話をしてみてはいかがでしょうか?我が家のお月見を見つけてくださいね!!