今回は縁起のいい漢字を使った女の子の名前を紹介したいと思います。どうせだったら、子供の名前はできたら縁起のいい名前がいいですよね。親族に名前を報告するときにも年配者から好印象を持ってもらえそうです。
ただ、占い師の流派の違いなのか、ある人が縁起のいい漢字に挙げた字を別の人は避けるべき漢字として挙げているものもあります。そういうものと割り切り、自分が納得できる由来の字を使うといいでしょう。
また、徹底的にこだわりたい場合は、お宮参りなどでお世話になる予定の神社に候補をいくつか持って相談に行くという手もあります。
名付けの3つのポイントとは
出典:www-momjunction-com
縁起のいい名前は主に字の由来と画数の2点から判断されるようです。そして、縁起にこだわりすぎると忘れがちですが使いやすい名前であることも大事です。
現代の意味だけじゃダメ
名前を考えるときには現代使われている漢字のイメージで考えがちですが、「字源」というその漢字が作られた背景まで遡って調べる必要があります。
総じて「円」「里」「茜」のような左右対称の漢字は縁起がいいとされますが、他に女の子向けで良さそうな漢字と意味は以下の通りです。
明:あかるい
彩:かがやき
衣:たすける
羽:とぶ
央:まんなか
可:よい
加:くわえる
果:おこなう
沙:えらぶ
志:きぼう
瑞:めでたい
桃:かじつ
那:うつくしい
朋:よいなかま
望:そんけい
芽:きざし
唯:すなお
利:技量がある
怜:かしこい
画数で優先すべきなのは
名付けというと画数にこだわる方が多いですが、見るべき画数は天格・人格・地格・外格・総格の5つあり、天格は姓の総画数、人格は姓の最後の文字と名の最初の文字の画数、地格は名の総画数、外格は姓名の総画数と人格の差、総格は姓名の総画数になります。
女の子の場合は結婚で姓が変わる場合が多いですし、この全てを吉にするように考えていたらノイローゼになりそうです。幸せになるための名付けですから、画数は名前を絞り込めないときの参考にする程度でいいのではないでしょうか。
書きやすく呼びやすい名前を
縁起のよさにとらわれていると忘れがちなのが名前の使い勝手。読みにくい、覚えにくい、発音しづらいというのは避けたいところです。
わたし自身、読み間違い・書き間違いされることの多い名前で、親には悪いと思いつつ公式な場以外は平仮名で通しています。また、友人に「結婚したら姓も名も画数が多くなって自分の名前にうんざりしている」という人もいます。
名付けの際には、縁起のよさだけでなく、書きやすさや読みやすさに問題はないかチェックしてみてください。
意外とNGだった漢字
出典:welq-jp
よく名前に使われている漢字で良い印象があるのに、占い的にはダメな漢字があります。
亜・久・真などは字源が病気や死に関わり、武・剣・射は戦争を連想させるので避けるべきだといわれます。
また、汰・波・淀など水に関わる字は物事が「流れ」てしまうのでNG、宇・宙・明など空間に関わる字は「空虚」なイメージからNGのようです。
他に、王・宮・貴のような王族を意味する文字や、強すぎる幸福を示す光・秀・優などもわがままになったり、波乱万丈の人生になったりするとのことです。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、いい漢字で紹介した「明」がダメな字としても出てきています。また、「貴」も左右対称でいい漢字のはずですが出てきました。占いなんてそんなもんなんですかね…。
おわりに
縁起のいい女の子の名付け漢字を紹介しましたが、いかがでしたか?
縁起がいいに越したことはありませんが、家族が愛着を持てる名前であること、お子さん本人が使いやすい名前であることが一番大事かと思います。いい漢字だけを持っているのに不幸な人もいれば、NG漢字を持っていても幸せな人はいます。
実際に、自分の名前の字がNG漢字だったという読者さんもいらっしゃるのではないでしょうか?それでも、お子さんを授かるという幸せに巡り合えているわけです。
縁起だけにとらわれすぎず、迷ったときの参考程度にしていただけたらと思います。