運動会の種目で楽しみなものは、可愛い創作ダンスやリレーですね。でも、気になってしまうのは、やはり「かけっこ」。
本番までに家族一丸となって、本気でうまく走る練習をしてみませんか?これから、足が速くなる方法やコツを紹介していきますね。
かけっこの練習法は?
もうすぐ運動会が開催されるとなると、わが子の走りっぷりが気になるもの。「運動神経が鈍い」とか、「運動音痴」と言う言葉はよく聞きます。それって遺伝?と考えがちですが、そうでもありません。
一部その傾向はありますが、大方生活環境や成長していく中での適度な運動が左右しているのです。
つまり、5歳のこどもにはその年齢に合った運動を毎日の日常生活の中で組み入れて行けば、「運動神経」の発達も良くなるというわけです。特に5歳から14歳の間の時期に、なるべく運動にかかわるようにしていくと良いようです。
正しい姿勢
姿勢が良くないと、うまく走れません。顔をしっかりと上げますが、あごは下げます。背筋を伸ばし、胸を張ります。正しい姿勢が出来たら、そのままの姿勢で歩いてみましょう。
走り方
速く足を動かすためには、後ろに蹴り上げすぎないようにします。ひざから下を使って踏みつけるイメージで、地面をしっかり踏みます。そうすると、次に前に出す足が速く動き、腿も高く上がります。腿が上がることで、歩幅も大きくなります。
注意することは、かかとを浮かすことです。かかとを着けて走ってしまうと、ブレーキがかかり、速度が遅くなってしまいます。もし、かかとを着けて走ってしまうときは、 縄跳びを使って練習しましょう。
両足を揃えて飛ばずに、片足ずつジャンプするようにすると、良い癖がつくと思います。下を見ずに、前を向いて飛ぶようにします。
腕の振り方
肘は軽く曲げ、軽くこぶしをつくります。手をきつく握ると、余計な力が入ってしまうので気をつけます。脇をしめて、自然な振り方が出来るように練習しましょう。
かけっこが遅い子の特徴
うちのこども達の話になりますが、運動神経は悪くはないのですが、かけっこは遅く、運動会では大体最下位。走っているときの特徴はみんな良く似ていました。
まず、腕の振りが遅いことと膝が上がっていないこと、そして照れ隠しなのか、何故か笑って走っていました。腕の振りが遅いと足の動きも遅くなります。膝を上げて走らないと歩幅は広がりません。更に笑うと筋肉の緊張が阻害されて踏ん張って走れません。
と言うわけで、全てが遅くなる理由なので、最下位になるのも納得です。また一般的に、走ることが苦手なこどもは、走りきる体力が足りない子も多いとのこと。体力がないと、何も始まりません。
危ないからと遊びを制御せず、大人の見守る中で追いかけっこをしたり、ジャングルジムを登ったり下りたり、安全に遊べる場所は減ってきましたが、そんな中で親が関わって、小さなうちからこどもの運動能力を存分に伸ばしてあげましょう。
おわりに
かけっこの練習をこどもだけにさせず、親も一緒に参加して楽しく走りましょう。こどももやる気が出ると思いますよ。親も運動不足解消になりますね。
でも、怪我には注意してくださいね。