高温期10日目頃に体温が下がると妊娠の可能性があるとよく聞きますね。これは、着床すると体温が下がるという事から言われています。
ですが、高温期10日目頃に体温が下がるのは妊娠の可能性以外の原因も考えられるようです。そこで、今回は、高温期10日目に体温が下がると妊娠の可能性はあるのか?などについて調べました。
女性には大切な基礎体温や妊娠の可能性などについてまとめましたので、参考になればうれしいです。
妊娠の兆候、インプランテーションディップとは?
インプランテーションディップとは、妊娠兆候の一つであり、着床時に基礎体温が下がる事を言います。妊活中の人はよく耳にする言葉でしょう。高温期に体温が一時的にガクンと下がるので、判断が付きやすいです。
基礎体温は、排卵日と低温期と高温期に体温が変化する事で女性の体調を知る事ができ、重要な情報になります。プロゲステロンというホルモンは、排卵時に増え、この時に体温が上昇します。
着床した場合、高温期が続きますが、着床しなければ生理が来ます。生理があった場合は、体温は低温期に変化していきます。
体温が下がると妊娠の可能性はあるのか?
出典:www.huffingtonpost.com
アメリカでは、体温が一時的に下がった場合は、インプランテーションディップだと判断され、妊娠の可能性があると判断される事が増えているようです。ただ、日本ではまだ定着していないため一概には言えないようです。
妊娠すると必ず、女性はみんなインプランテーションディップが起こる訳ではないので、あくまでも目安としてとらえると良いのかもしれません。やはり、妊娠しているかどうかは、病院を受診するしかないと言えます。
そもそも基礎体温は、体調やホルモンバランスの乱れなどによって影響を受けやすいのです。なので、基礎体温は大事ですが、これだけで妊娠の可能性があると判断する事は難しいのです。
高温期に体温が下がった時の過ごし方は?
出典:is-med.com
高温期10日で体温が下がった時は、どうすれば良いのでしょうか。まず、体温が下がった翌日にも測ってみましょう。計測ミス、という事もまれにあります。もう一度体温を測りましょう。
妊娠の判断はこの時点ではできないので、病院で判定ができるまでの間、ゆったりとした気持ちで過ごしましょう。次の生理予定日の1週間後には、妊娠の判断ができる様になります。
生理予定日を過ぎても高温期が続けば、妊娠の可能性は高くなります。ただ、これも正常な排卵をしている人に当てはまる条件です。また、この間体調がいつもと違っていると感じたら、病院を受診しましょう。
おわりに
妊娠を希望している人は、基礎体温を付けて自己管理をしている人が多いですね。すると、体温の上昇などに敏感に反応してしまいます。ですが、高温期10日目に体温が下がっても絶対に妊娠している、とは言えません。
あくまでも、妊娠の兆候の一例として受け止め、落ち着いて毎日を過ごす事が一番ではないかと思います。また、基礎体温を付けていて気になる事があれば、受診しましょう。
悶々とストレスをためるよりも、不安や心配を解消して、毎日を明るく過ごした方が心や体に良い影響を与えると思いますよ。