妊娠検査薬を使った妊娠判定をする場合、着床出血の後、いつから陽性反応が出るのか知っていますか?
こちらでは、いつから妊娠検査薬が使えるようになるのかという時期と、妊娠検査薬の正しい使い方や注意点についてまとめてみました。
妊娠検査薬はいつから陽性反応が出るの?
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最後の生理から日にちが経ち、生理が遅れていると感じてから検査を考える人が多いでしょう。
ドラッグストアなどで売られている市販の妊娠検査薬は、陽性の場合に判定ができるようになるのが、次の生理予定日の1週間後からなので、そこから使うことができます。
普段の生理周期が28日間隔だとしたら、前回の生理開始日を0w0dとして、そこからプラス28日、1週間後なのでプラス7日の合計で、前回の生理開始から35日後から、妊娠検査薬を使える計算になります。
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自分の生理周期がわからない時や、生理自体が不規則な場合には前回と前々回の生理の間の日数を計算し、その日数プラス7日した日から使えます。例えば間の日数が30日なら30プラス7日後ですね。
最後に生理周期どころか、前回の生理がいつだったかもわからない時は一番最近の受精した可能性のある日から3週間後が目安になります。
着床出血とは?
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着床出血とは、排卵後1週間から10日ほど、つまり次の生理の頃に起こる受精した時に出る少量の出血のことをいいます。妊娠後、全員に起こるものではなく50人に1人くらいの割合でしか起こりません。
妊娠超初期症状の1つなのですが、生理予定日近くに起こるので生理と間違われがちでもあります。
着床出血と思われる出血があると、すぐに妊娠しているか知りたい気持ちになるでしょうが、やはり出血の直後はまだ妊娠検査薬を使っても陽性の反応が出づらいです。
着床出血は生理予定日に近いですので、そこから1週間というのが検査に適したタイミングになります。
妊娠検査薬のしくみとは?
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妊娠検査薬の判定の正確さは99%以上という確率です。この仕組みはどうなっているのでしょうか?
妊娠すると、妊娠した時にしか出ないホルモン「HCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)」が体内で作られます。このホルモンは尿にも分泌されるので、これを妊娠検査薬でキャッチし判定を行うしくみなのです。
このHCGは妊娠9週から8ヶ月くらいまでの長い期間出ており、受精卵から育っていく胎児を保護する役割を持っています。その後は胎盤のもととなり、妊娠にとても重要なホルモンです。
どんな時に陽性反応が出たの?
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生理予定日の1週間後からが反応が出るタイミングなのですが、生理予定日の3日前からでも陽性判定が出たという方もいます。
個人差があり、逆に生理周期プラス10日たっても陽性反応がみられなかったという人もいます。
着床出血以外の妊娠の兆候にも気付けると、2回目の妊娠検査も楽しみになりそうですね。
正しい使いかたは?
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とても便利で正確に妊娠しているかどうかがわかる妊娠検査薬ですが、その使い方もとても簡単で、先の白い部分に数秒間、尿をかけて後は待つだけです。
かけた後はかけた部分にキャップをして外から何も触れないようにし、水平な場所におきます。説明書には「1分ほど待つ」と書かれていますが、実際は数秒で判定が出る場合が多いです。
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さて、検査の結果は判定窓に出る線の出方で「陽性」「陰性」の2種類のどちらかになります。箱の外側や、説明書にどういう線が出れば陽性か書かれてありますので、照らし合わせて結果を調べてください。
線が判定窓に出たら陽性という種類の妊娠検査薬が多いのですが、調べる時期が早かったりすると薄い線しか出ない場合があります。
薄い濃いに関わらず、線が出た時は妊娠している可能性が高いのですが…この時は、また日数をおいて再度、調べてみてくださいね。
おわりに
べビ待ちの時は、妊娠検査薬で陽性の判定が出ると嬉しくなりますよね。ただ、正しい判定が出るようにするには正しい時期に正しい使い方をすることが重要です。
そして陽性の反応が出たら、出来るだけ早く産婦人科を受診するようにしましょう。