とうかさん大祭広島2018の日程と時間、詳しい場所と交通規制情報

地域や地方によって、季節感を味わえるお祭りというものがありますよね。

今回は、広島のとうかさん祭りを紹介します。
広島は「とうかさんで夏が来る」と言われているくらい人気のあるお祭りです。

[today_date]年のとうかさん祭りの日程や時間、開催場所、交通規制などまとめてみました。

広島とうかさんとは?

「とうかさん」って誰かの名前なのか、それとも山の名称なのか、そもそもなんで、ひらがなで書いてあるの?と思いませんか?

とうかさんとは、広島の中区にある圓隆寺の総鎮守、稲荷大明神のお祭りです。ご神体である稲荷大明神を「いなり」と呼ばずに、音読みである「とうか」と呼んだのが始まりと言われています。

とうか大明神をお祀りする圓隆寺は1619年に建立され、その後400年余り、「とうかさん」として親しまれ、とうかさん祭りは毎年夏を告げるお祭りとして、人々に愛され続けています。

[today_date]年とうかさん大祭りの日程は?


出典:www.google.co.jp
[today_date]年もとうかさん祭りは開催されます。
日程については、以下の通りです。

日程 [today_date]年6月1日(金)2日(土)3日(日)
時間 午後0時~午後11時(最終日は午後10時まで)
場所 圓隆寺(広島市中区三川町8-12)
アクセス JR広島駅から市電で八丁堀下車(10分)。徒歩で5分

公共交通を利用しても、便の悪くない立地なので、おすすめは電車になります。どうしても、自家用車でという場合は、周辺にある有料駐車場を事前にチェックしておく必要があります。

開催場所である圓隆寺には、お祭り用の駐車場は用意されていません。開催場所周辺は、お祭りの1日目2日目とも、歩行者天国になる時間帯があります。

そうなると、交通規制がかかってしまうため、周辺の駐車場にも出入りが難しくなります。どうしてもの場合であれば、かなり早めに駐車場に停めておく必要がありますね。

メイン会場となる圓隆寺には、3日間で8万人ほどの参拝客が訪れるようで、その周りをたくさんの提灯で飾り、灯りがともる頃には、本当に美しい情景がみられるようです。

とうかさん大祭での圓隆寺の行事は、

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1日目 この3日間だけ「とうか大明神」が御開帳されます。また、企業向けに発展祈願も行われます。
2日目 お札と御守のお焚き上げが行われます。
3日目 「とうか大明神」が御閉帳されます。

また、この時期のみ、初穂料を納めて参拝記念を受け取ることができます。
それが、「破魔うちわ」というものです。幸運・長寿・健康・安全の御守になります。

この「破魔うちわ」は森羅万象の5色にそって、うちわの色が違います。

今年は何色が出るのか、とっても楽しみにしている人も多いでしょう。
手のひらサイズのうちわですから、持ち歩いてもかわいらしいです。

ちなみに、「破魔」とは、迷いや苦しみ、悩みと言った煩悩などを断つものという仏教用語になります。うちわであおいで、幸福を呼び込むというのは、この季節にぴったりですね。

破魔うちわを求めて参拝する以外にも、中央通りでは、露店や屋台などが立ち並び、お祭り目当てで訪れる人は45万人ともいわれているので、今年もたいへんな賑わいになることでしょう。

同時開催のお祭りもある?

夏の始まりを告げるお祭りと言われる、とうかさん大祭ですが、浴衣の着始め祭りともいわれています。

それにあやかってか、平成15年から、とうかさん祭りに合わせて市民参加型の「ゆかたできん祭り」というものも開催されています。

『ゆかたで歩く・ゆかたで踊る・ゆかたで遊ぶ』がコンセプトになっているお祭りということで、訪れる女性のほとんどが、浴衣姿を楽しんでいるようです。

毎年、中央通りをメインとしながら、市内各所で、ゆかたに関連した様々なイベントを行っています。

ファッションショーをはじめ、ゆかたならではのワークショップなども開催されるようです。昨年は、インスタ映えを意識したフォトラリーなども行われていたので、大いに盛り上がったようです。

今年も開催されるようなので、参加したいイベントなどは、事前にチェックしておきたいですよね。

日本の伝統的な着物も、もちろん着こなせれば素敵ですが、浴衣の方が気軽に着つけることができるので、海外の方にも人気があります。

とうかさん祭りでも、浴衣姿を楽しむ海外からの旅行者も多く見かけるようになりましたね。

おわりに

とうかさん圓隆寺は、[today_date]年の今年、開闢400年を迎えるようです。

この400年の間に、時代が目まぐるしく変わってきました。地球の長い歴史からしたら、400年はほんの短い期間かもしれません。

でも、400年前の日本と、現代の日本では、その景色も、生活様式も、文化も全くと言ってよいほど、様変わりしています。

その中でも、変わらずに行われているお祭りがあるということは、とっても素晴らしいことですよね。

とうかさんに集まる人々の心は、変わっていないのかもしれません。昔の人々と心を通わせることができる場所なのかもと思うと、とてもロマンがあるお祭りと言えるのではないでしょうか!?