赤ちゃんを待ち望んでいるカップルにとって、妊娠した!と分かったときは、本当に幸せな気持ちになるものではないでしょうか。
赤ちゃんとママは10か月くらいを一心同体で過ごしますが、その間、どうしても避けられないのが「つわり」ではないでしょうか。
こればかりは、人によって症状も程度も様々で、生理の時と同じような症状だったり、午前中だけ辛かったり、あるいは、1日中寝込んだりする場合もあるようです。
ただ、辛いつわりも、どんな症状があるのか、いつごろから始まるのか、いつごろまで続くのかという目安が分かると、気持ち的にも楽になることが多いので、今回は症状や期間について、調べてみました。
つわりの症状について
出典:theperiodvitamin.com
つわりというと、よくテレビドラマなどで見かけるような、気分が悪くなり、いきなり洗面所に飛び込むといった、「吐き気」を想像する人が多いでしょう。
つわりの原因というのは、もちろん、妊娠によるホルモンバランスの乱れによるもののようですが、実ははっきりとしたメカニズムは解明されていません。
ただ、匂いがだめだったり、食べ物がだめだったり、空腹がだめだったりと、要因は様々でも、やはり胸のむかつきや吐き気が主な症状になることがほとんどです。
つわりの期間はいつから、いつまで?
普段でも、胃腸炎を起こしたりして、それが原因で吐き気に襲われると本当に辛いです。
病気の原因が分かっているときは、薬で対処できますが、つわりの場合は、病気ではないため、うかつに薬が飲めない分、いつまで続くの?と気分も滅入ってしまいますよね。
つわりの期間に関しては、当然ながら人の体質によって違ってきますので、妊娠〇ヵ月から〇ヵ月までです、と決まった期間がありません。
ただ、一般的な目安として、妊娠5~6週目で始まり、妊娠12~16週目で落ち着いてくることがあります。
これは、胎盤が完成してくる時期と重なるので、この頃になると、乱れていたホルモンバランスも落ち着いてくるからではないかと言われています。
ですから、毎日毎日というわけではないかもしれませんが、妊娠が分かってつわりのような症状が出始めたら、1~2か月は続くかもしれないと考えていればよいでしょう。
つわりがひどい時は?
出典:media.npr_.org
自分がどういうときにつわりの症状が出やすいかを、把握しておくことで、少しは緩和できることもあります。つわりは病気ではないものの、中には本当に重い症状として出てしまう妊婦さんもいます。
1日中吐き続けたりすることは、あまりなく、つわりは一過性で、少し我慢すればピークが過ぎてしまうことが多いのです。ただ、ひどい吐き気に襲われ、食べ物もしっかりとれずに、栄養不良や脱水症状を起こしてしまうこともあります。
これは「妊婦悪阻」という症状になりますので、しっかり治療しなくてはいけません。その場合は、遠慮なく医療機関を受診してください。
おわりに
私自身の最初の妊娠の時は、あまり、つわりがひどくなかったような気がします。つわり、辛かったな…という記憶があまりないというか。
家族に聞くと、「最初のころ結構きつそうな時があったよ」と言われて、そんなもんかな?という感じです。
つまり、その時は結構辛くても、産んでしまえばその時のことなんて、すっかり忘れてしまう程度のことですよ。
今、実際つわりで苦しんでいるママさんや、つわり未経験で、不安になっているプレママさんたちに伝えたいのは、『どんなつわりでも、必ず終わりが来るということ』。
だから、少しでも気を紛らわすことのできること見つけて、赤ちゃんと会える日をワクワクした気持ちで迎えてほしいと思います。