授乳中に市販の風邪薬は飲んでいいの?病院で処方してもらうべき?

授乳中の食事や生活には、皆さん気を配っていると思います。自分が食べたり飲んだりしたものが、赤ちゃんに影響するので心配ですよね。

私たちは、普段風邪をひくと市販の薬を安易に飲んでしまいがちです。いつもならそれでも大丈夫かもしれませんが、妊娠中や出産後などには気を使いたいですね。

そこで、今回は授乳中に市販の風邪薬を飲んでもいいのか。また、授乳中には病院で処方してもらった方が良いのかなどをまとめました。授乳中に気になったら参考にしてみては。

授乳中の薬の影響は?


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薬を飲むと、薬の成分は小腸などで吸収され、肝臓に行き心臓へとたどり着きます。その後、血液を流れ全身へ広がっていきます。

乳腺では、母乳が作られますが、これは血液から作られています。薬の成分が血液で運ばれるので、母乳にも薬の成分は含まれています。

ですが、母乳に含まれる薬の成分は、ごく薄いので、授乳中に薬を飲んでも影響はほとんどないとも言えます。

授乳中の市販薬の使い方


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授乳中の市販薬の上手い使い方はあるのでしょうか?上手に利用して、体の辛さを軽減したいものです。まず、薬局で購入する時の注意点はこちらになります。

使用上の注意をしっかり確認する

市販薬のパッケージにある使用上の注意には、薬の情報がたくさん書いてあります。まず、授乳中の人への警告がないかを確認しましょう。飲んではいけない人、または注意して飲む人、などの明記があります。

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長期連用は避ける

授乳中の人への警告がなくても、避けたいのは長期連用です。薬によっては、連続して服用していると体内で濃度が上がってくる成分もあります。服用は、3日から1週間程度にとどめておくと安心でしょう。

心配な時は病院で処方してもらう


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市販薬は便利ですが、もともと風邪薬は飲めば良くなるという事はありません。ウイルス性の病気なので、有効な薬はありませんし、自分の免疫力も影響します。市販薬に不安を感じる時は、病院で相談しましょう。

また、薬局に常駐している薬剤師さんにも気軽に相談してみるのもおすすめです。授乳中だという事を伝えれば、適切なアドバイスを得た上で、市販薬を購入できます。

熱が38℃から39℃以上ある時は、病院を受診した方が良いでしょう。軽い症状なら、安静にして、水分と栄養補給に注意し、温湿度調節をして休養すると良いでしょう。

風邪などの症状を長引かせない事も大事ですので、家族に協力してもらい、しっかり休む事が一番でしょう。可能ならば、赤ちゃんのお世話を変わってもらうと、ゆっくりと休む事ができますね。

おわりに

授乳中の風邪薬の服用は、基本的には大丈夫なようです。ですが、安易に市販薬に頼らず、日頃から自己免疫力を高め、健康に暮らす事も大事ですね。また、疲れを貯めない事も大事かなと思います。

赤ちゃんのお世話は大変で、やらなければならない事が次から次へとあります。休んでいる暇はないでしょうが、休息も大事な時間です。授乳中の風邪に、葛根湯を飲んでいる人も多いようです。

効き目が穏やかで、引き始めの風邪には効果があるようです。市販薬でもありますが、病院で処方してもらっても良いでしょう。また、マスクで風邪予防をする事、室内の温度や湿度の調節も気を付けたいですね

寒気やだるさを感じたら早目に休みましょう。赤ちゃんにも風邪をうつしたくないですし、長引かせない事も大事ですね。毎日の小さな積み重ねで、風邪になりにくい生活習慣を心がけたいものです。