排卵日に起こる頭痛や吐き気、つらいですよね。女性特有なので、周りにわかってもらえないこともまたつらいところです。
原因と対処法を知って、少しでも快適に過ごせるようにしてみましょう。
また、頭痛と吐き気は妊娠の初期症状の可能性もあります。排卵日の頭痛や吐き気と区別をすることは難しいですが、知っておくことで妊娠初期に体をだいじにすることができます。
では、詳しくみていきましょう。
排卵日って何?
排卵日とは、卵巣から卵子が出て行く日のことをいいます。その後、卵子は1週間をかけて子宮まで旅をします。卵子の寿命は1日なので、その間に受精すると妊娠になります。
具体的には、生理予定日の12~16日前が排卵期の目安と考えられており、最も妊娠しやすいのは排卵日の2日前と言われています。
また、人によっては生理痛よりも排卵日に起こる排卵痛の方がつらい症状であることも多いです。
排卵日に頭痛が起きる原因は?
出典:www.mirror.co.uk
実は、女性ホルモンのリズムが安定している人ほど頭痛がおこりやすいという特徴があります。ですので、排卵日に頭痛が起こりやすい方は月経周期が安定しているので、妊娠しやすい健康体とも言えますね。
さて、頭痛が起きる原因は、排卵日と生理の直前に大きくかわる女性ホルモン、エストロゲンの量が変動するためです。この量がかわると血管が拡張され、頭痛がおこりやすくなってしまいます。
また、血行の悪化も頭痛の原因となります。
排卵日の頭痛、対処法は?
出典:mothersbynature.org
まず、妊娠を疑った時も、妊娠4週未満までのお腹の中では器官も作られはじめていませんので普段どおりに薬を服用しても大丈夫なんです。
…と言われましても、中には妊娠中は避けたい薬の種類もあります。種類について全部調べられるわけではないですし、万が一のことを考えたら出来るだけ飲みたくない、と考えるママの方が多いのではないでしょうか。
そこで、薬を飲む以外で頭痛をやわらげる方法をご紹介します。
すぐできる頭痛の対処法として、まずリラックスしましょう。肩をまわすなどのストレッチをして体をのばしたり、お気に入りのアロマをたいたり、音楽を聞くのもいいですね。
頭痛でとるといい栄養としては、大豆製品に含まれるエストロゲン、マグネシウム、カルシウムなど、女性ホルモンを整えてくれるものと、ニンジンに含まれる結構をよくしてくれるβカロテンがあります。
食べ物や、サプリメントからこれらの栄養素をとることで頭痛がやわらぐ場合もあります。
また、もし家などにいて、休めるのであれば横になってゆっくり休むのが1番の対処法です。
吐き気について
出典:www.babycentre.co.uk
妊娠に気づく時の症状として、一番イメージされやすいのが「吐き気」ではないでしょうか。
妊娠だけではなく、排卵日の症状としても「吐き気」はありますのでそれだけで妊娠した、と考えるのは難しいでしょう。
排卵日の吐き気も、頭痛と同じく、ホルモンバランスが整っている方に起こりやすい症状の1つです。
普段からの吐き気の対策として、体、特に下半身を冷やさないように注意し、冷え性であれば改善をしていくとよいでしょう。冷え性の改善は、妊娠しやすい体つくりにも必要です。
食べ物や飲み物で体を冷やさないことも重要です。かぼちゃや根菜などのからだを温める食べ物を積極的にとるようにしたり、冷え症に効くお茶、クコ茶、カリン茶などを飲むようにしてもいいですね。
おわりに
早い段階で妊娠していることに気付くことができれば、その後の妊娠期間を安心して過ごすことができます。逆に気付かずにいると後で妊娠に気づいた時に不安になってしまいます。
特に、妊娠を望んでいる妊活中でしたら、普段からの体調の管理をして、いつもと違うという体調の変化に敏感にいられるようにしましょう。