家族や気のおける仲間と川原やキャンプ場でバーベキュー。非日常を味わえるアウトドアでの食事はとても盛り上がりますよね。
最近はわざわざ出かけなくても自宅の庭でバーベキューをする家庭も増えています。準備や後片付けも台所でできますし、トイレの心配もないので気軽にバーベキューを楽しめます。
しかしキャンプ場と違って、生活の場である住宅地での庭バーベキューでは意外と近隣トラブルが多く付いて回ります。トラブルの原因を探って庭バーベキューを楽しみましょう!
自宅の庭でバーベキューする際に注意すべき4つのポイント
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それでは、自宅の庭でバーベキューをするにあたり、近所に迷惑をかけず、みんなで楽しむために注意すべき4大トラブルと、その対処法について具体的にご紹介していきます。
自宅の立地や大きさなどにより、庭バーベキューのやりやすさは違いますが、この4点について対処していただくだけでかなり楽しみ度が変わってきますよ。
ポイント1 煙やにおい
近所でバーベキューをしていると一番気になるのが煙とにおい。洗濯物に付いたり、窓を開けていると家の中まで入ってきます。一度においがつくとなかなか取れません。
洗濯物や家の壁にすすが付くのを気にする人もいます。においや煙は、風に乗って数メートル先まで届くので不快に思うご近所さんも多いのではないのでしょうか。
少しでも煙やにおいを減らすための解決策として、
・網ではなく鉄板を使って焼く。
・炭は煙の少ないオガ炭や黒炭を使う。
・赤身などの脂肪の少ない肉、海鮮食材を使って煙を減らす。
・タレをつけて焼かない、タレが炭に落ちないようにする。
などがあります。
火を使ってバーベキューをしている以上、煙とにおいを完全に防ぐのは難しいですが、少しでも減らす努力をしてご近所さんに配慮しましょう。
ポイント2 騒音
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バーベキューとは仲のいいメンバーとにぎやかに行うものなので、ついつい会話も大声になってしまいます。お酒も入るとなおさらですね。
お酒によって騒いだり悪ふざけをするのは論外ですが、大人数で普通に会話するだけでも周囲には騒音になったりするものです。できるだけ少人数で行うようにしましょう。
バーベキューを始めるとき、メンバーに
・子供がいる場合は走り回ったり騒いだりしないようにしてもらう。
といった点をお願いしましょう。
ポイント3 時間・頻度
バーベキューを常識的な時間に楽しむのももちろん重要です。いくら騒音を抑えても、深夜や早朝にバーベキューをすれば当然普段より音が響き渡ります。
近隣の人も活動や外出している昼間の~夕暮れ時までくらいの時間帯で行うようにしましょう。
また頻繁に庭バーベキューを行うのも迷惑になります。いくら節度を守っていても、月に何度もバーベキューをされては近隣の方も迷惑です。多くても年に数回程度にとどめましょう。
ポイント4 挨拶
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自宅でバーベキューを行う数日前に
・煙や騒音に気を付けるが、迷惑な点があったらいつでも連絡してほしい。
と、ご近所に挨拶をしておくと印象はかなり違います。
ひとこと「ご迷惑をおかけします。」と伝えるだけでも当日の気が楽ですね。少なくとも両隣とお向かいの家、裏のお宅にも挨拶しておきましょう。
おわりに
住宅街での庭バーベキューをするのは上記のように気を使う点が非常に多いですが、相手の立場にたって考え、常識的なルールを守って行えばとても楽しいレクリエーションとなります。
バーベキューは一日ですが、ご近所づきあいは引っ越さない限り一生です。無用の近隣トラブルを防いで家族や仲間と楽しい思い出作りをしてくださいね。