今年も、もうすぐ「豊橋祇園祭」が開催されますね。毎年楽しみにされている方も多いと思いますが、豊橋祇園祭といえばなんといっても花火ですよね!
ここでは、花火の見られる場所や時間などを含め2017年の見どころを調べてみました。今年は家族で出かけてみませんか?
豊橋祇園祭ってどんなお祭り?
出典:www.rurubu.com
豊橋祇園祭は、吉田神社の神事として始まり、その起源は鎌倉時代の初め頃だったとか。また盛大な祭りの様は江戸時代の文献にも登場しているそうです。
またこの三河地方は徳川家康の出身地であったこともあり、他の藩に比べて火薬の製造や貯蔵の管理がゆるかったため、花火の技術が培われたとの説もあります。
仕掛け花火は吉田神社の境内で余興として行われていましたが、時代を経て、豊川の河川敷でもうちあげられるようになり、現在のような形式になったといわれています。
豊橋祇園祭の特徴ともいえるのが、手筒花火ですが、これは孟宗竹(もうそうちく)の中に火薬が詰められています。
これを抱えて打ち上げるスタイルは豊橋祇園祭の代名詞ともなっています。
また豊川では河川敷からは6号玉や8号玉、コンクール花火などが打ち上げられ、川の台船からは仕掛け花火も披露されます。
ハイライトは全長140mにも及ぶ大スターマイン。
江戸時代から「三州吉田の花火祭り」として各地にその名が広まった豊橋祇園祭は、現在も多くの人が訪れる全国でも人気のお祭りなんですね。
2017年の開催日程
【15時~17時】子供の笹踊り
【18時~】宵祭り
【18時30分~】神前花火奉納@吉田神社境内
【昼の部18時~・夜の部 昼の部終了後】前夜祭@豊川河畔
【17時~】みこし渡御
引用元: 豊橋祇園祭奉賛会HP(www.toyohashigion.org)
打ち上げ数は1万2000発で、2016年の人出は約10万人と報告されていて、2017年も多くの人出が予想されます。
毎年売り切れてしまうという数量限定の有料桟敷席もあるようですので、希望の人は豊橋祇園祭奉賛会ホームページ(http://www.toyohashigion.org)で確認してみて。
花火の打ち上げ場所やアクセス
神前花火奉納は吉田神社境内で、前夜祭の花火は豊川河畔で行われます。
豊橋駅から会場までは、公共交通機関を使っての来場が呼びかけられています。
【豊橋駅より市電利用の場合】
(一般席) 駅前から5駅、豊橋公園前電停下車すぐ
(桟敷席) 駅前から3駅、札木町電停下車、関屋町信号交差点渡ってすぐ
引用元: 豊橋祇園祭奉賛会HP(www.toyohashigion.org)
穴場の花火観賞場所
豊橋公園
出典:garadanikki.hatenablog.com
打ち上げ会場からも近くてきれいに見える場所です。穴場というには少し有名なので、早目の時間からの場所取りをお忘れなく!
アピタ
アピタ向山店は花火大会当日、屋上の駐車場を開放してくれます。少し距離はありますが、トイレの心配もないので、子連れにも安心です。
下地駅近辺の河川敷一帯
出典:arukitsubushi.com
少し離れるので迫力に欠ける点もありますが、下地駅近くの河川敷からも観賞することができます。落ち着いて花火を楽しめるスポットです。
まとめ
豊橋祇園祭はとても歴史のあるお祭りだということがわかりました。華やかな手筒花火や、壮大なスターマインなど、その様はまさに圧巻ですね!他府県から多くの人が訪れるのも納得です。
今年はぜひ穴場情報、天気予報もしっかりチェックして花火観賞に出掛けましょう!