10月末にハロウィンが終わると、街のデコレーションはハロウィンの色であるオレンジと黒から、クリスマスのグリーンと赤に変わります。
その頃になると、そろそろ家のクリスマスの飾り付けをしないと、と思いつつ、でもまだ11月なのでちょっと早くないかな?とも思ったり。家のクリスマスの飾りは一体何時頃すれば良いものなのでしょうか。
クリスマスの飾りはいつ飾るもの?
日本のクリスマスはあまり宗教色がないため、特にクリスマスの飾りをするのに決まりもなく、なんとなく12月に入りクリスマスが近くなったので飾り始めることが多いかと思います。しかしキリスト教徒の多い欧米では異なります。
アドベント
欧米では、クリスマスは宗教行事であり、始まりにも決まりがあります。キリスト教ではイエス・キリストの降誕(つまりクリスマス)を待ち望む期間をアドベントと言います。
具体的には11月30日の「聖アンデレの日」に一番近い日曜日からクリスマスイブまでがアドベントです。2016年のアドベントは11月27日からです。
欧米での飾り付けはいつから?
出典:www.washingtoninst.org
欧米ではこのアドベントをクリスマスの始まりとして、この日に飾り付けをすることが多いようです。また、アメリカの場合は、感謝祭が終わるとクリスマスシーズンの始まりとされています。感謝祭は11月の第4木曜日で、アドベントとほぼ同じ時期に当たりますので、おおよそその時期に飾り付けを行うと言って良いでしょう。
クリスマスの飾り付け
ここでは代表的なクリスマスの飾りをご紹介します。一年に一度のこの時期だけのものですから、是非安く済ませたいですよね。そのような時の強い味方100均を是非活用しましょう。
クリスマスツリーとオーナメント
クリスマスツリーはさすがに100円ではありませんが、100均で販売はしています。大きさが3種類くらいあり、大きさによって値段は異なります。それを飾るオーナメントは100円均一で各種取り揃えています。
丸いキラキラしたボール、スパンコール付きのボール、ベル、長靴、プレゼントボックスなどは数々ありますので、是非色とりどりのものを買い揃えてみましょう。
リース
ドアなどにかけるリースは100均で出来上がったリースを買うこともできますし、それでは物足りないと思われる方は、100均の材料でご自身のオリジナルリースを作ることもできます。
クリスマスシーズンになりますと、星型や丸型のリースの土台が売っていますので、それに赤や銀の実、サンタさんのプレゼント、鈴などをリボンにワイヤーなどでくっつけるだけです。松ぼっくりは拾うことができたら、カラースプレーでデコレートしてつけてください。
ウォールステッカーと窓のデコレーション
一番簡単なデコレーションは、壁に貼るだけのウォールデコレーションで、貼るだけでクリスマス気分が味わえます。また、モコモコしたスプレーで窓にクリスマスのイラストを描いてみるとクリスマス気分が盛り上がります。
アドベントカレンダー
出典:yu-web.sakura.ne.jp
これは日本ではまだあまり馴染みのないものですが、欧米では古くからあるクリスマスの飾りです。アドベントの期間に窓を一つずつ開けていくもので、クリスマスまでのカウントダウンのようなものです。
カレンダーの窓を開けると中にはイラストやお菓子などが入っていて、クリスマスがどんどん近づいてくるワクワク感が楽しめます。お子さんに作ってあげれば、毎日窓を開けるときに嬉しそうな笑顔が見られそうですね。
クリスマスの飾りの片付けは?
クリスマスの飾り付けについてはご説明した通りなのですが、ではいつしまったら良いのでしょうか。日本の場合はお正月飾りとクリスマス飾りが一緒なのはおかしいとして一般的にはお正月前には片付けることが多いようですが、欧米では異なります。欧米ではクリスマスシーズンの終わりが1月6日(公現祭)のため、この日を待って片付けるそうです。
おわりに
一年に一度しかないのですが、でもお子さんたちがいちばん好きな行事の一つであるクリスマスですから、お金をかけなくてもできるだけ本格的にやってみたいものですね。100均フル活用で頑張ってみましょう。