女の子がいるお家では、立春になる頃から、「今年はいつお雛様を出そうか…」とスケジュールを立て始めることが多いようですね。
五月人形と違って、お内裏様とお雛様のペアに、ぼんぼりや菱餅、屏風といった付属モノや、多い時は五人囃子に三人官女など、とにかく出演者が多いのがひな祭りです。
せっかく、待ちに待った春の訪れを感じさせる雛人形たちが、鎮座しているのですから、見てもよし、食べてもニッコリなおもてなしメニューがあると良いと思いませんか?
今回は、ひな祭りにおススメの、おもてなしメニューやデザートレシピなどを調べてみました。
ひな祭りには、何が食べたい?
ひな祭りと言えば、別名「桃の節句」と呼ばれていることから、桜より早めで、梅よりは少し後の、早春を告げる女の子のイベントですよね。
男の子のイベントである「端午の節句」は、子供の日ということで、祝日扱いになっていますが、ひな祭りは残念ながら、土日にあたらない限り、お休みにはなりません。
だからこそ、ひな祭りは、意識してごちそうを作りたく、そして食べたくなるものでしょう。
小さなお子さんが喜ぶもの、ちょっとお姉さんになった女の子も納得できるスイーツ風などアレンジはたくさんありますよ。
ひな祭りにおススメおもてなしメニュー
ひな祭りでやはりメインになるのは、ちらしずしなどではないでしょうか?ひな祭りだけではなく、お祝いムードを演出する時には、欠かせないメニューですよね。
桜でんぶや錦糸卵などで飾り付けたり、ミルフィーユのように何層かにした押しずしにすることで、見た目も、お腹も満足になる一品になるでしょう。
出典:www.marten-fi.co.jp
小さなお子さんから、ある程度お料理のお手伝いができる年齢の女の子がいる場合、一緒に楽しく作れる点で、手まり寿司もおススメです!
好きな具材をのっけて、ラップにくるんでギュッとするだけなのに、食べやすく、アレンジは無限大?!なところが人気ですよ。
出典:cookpad.com
引用:https://cookpad.com/recipe/2526020
その他、ハマグリのお吸い物や白酒などといった、ちょっと大人向けのひな祭りメニューも定番ですが、やはり、お子さんメインと考えて、食べやすくて、見た目重視を基本にすると良いですよね。
ひな祭りおススメデザートメニュー
ひな祭りの代表的なスイーツといえば、「ひなあられ」ですが、これって、もはや、ちょっとしたおやつ感覚になってしまっています。
もちろん、この時期だからこそのものですが、端午の節句の柏餅ほどの食べた感がないと思いませんか?
本格的な手作りデザートではなくても、市販のものと組み合わせることで、簡単に、そして可愛くアレンジすることができますよ。
白玉をカラフルにして、フルーツと市販のゼリーを刻んで台座にすることで、こんなかわいらしいオリジナルデザートが出来上がります!
出典:cookpad.com
引用:https://cookpad.com/recipe/2518272
伝統的なひな祭りも子供たちに伝えていきたい!という場合は、菱餅をイメージした簡単ゼリーなども人気があります。
イチゴミルクや牛乳、抹茶などにゼラチンを加えて順番に固めていくだけなので、とっても簡単なのに優しい味わいになります。
シンプルなままでもよし、生クリームや旬のフルーツで飾り付けてもよしなおススメデザートですよ!
出典:cookpad.com
引用:https://cookpad.com/recipe/2362237
おわりに
五月人形を買うより、お内裏様とお雛様を買う方が、母親としては何となくテンションが上がる気がします。
雛人形は段数によっては、こまかいセットがあったりして、1年に1度のこととはいえ、出し入れが面倒になるとも言います。
でも、文句を言いながらも「毎年出す」行為そのものが、母親にとっては楽しみなのかもしれませんね。
男の子しかいないママ友も、子供が大きくなったら、自分のためにひな祭りをしたいと言っていたことを思い出しました。
ひな祭り用のスイーツも、最近はよく見かけます。形は変われど、こうやって伝統行事が残っていくこと自体は、とっても喜ばしいことなんだな~と感じますよね!